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「ずば抜けた能力の選手」鳥栖FWイバルボを指揮官&仲間が称賛

ゲキサカ / 2018年3月10日 18時57分

突破を図るサガン鳥栖FWビクトル・イバルボ

[3.10 J1第3節 横浜FM1-2鳥栖 ニッパツ]

 リーグ戦復帰初戦で圧倒的な存在感を示した――。3日前のルヴァン杯グループリーグ第1節湘南戦で今季公式戦初出場を果たしていたFWビクトル・イバルボは、横浜FM戦でスターティングメンバーに名を連ねる。最前線に入ると強靭なフィジカルを生かしたボールキープで味方が攻め上がる時間を創出するだけでなく、自らも果敢な突破を試みてボールを敵陣深くまで運ぼうとした。

 力強い突破を止めるため、横浜FMの激しい守備に遭って何度もファウルを受けた。しかし、「それがサッカー。相手をケガさせるためということがなければ、サッカーの中ではやるべきこととも言える」と意に介さず。自身も守備に回れば激しく体を寄せ、時にはファウルをとられることがありながらも、自由を奪い取ろうと相手を追った。

 前半12分にFW趙東建の得点で先制すると、後半12分にはMF福田晃斗のパスがPA内でMF天野純のハンドを誘ってPKを獲得。このPKをキッカーを務めたイバルボがきっちり沈めてリードを2点差に広げると、横浜FMの反撃を1点に抑えて2-1の勝利を収めて今季初白星を獲得した。自身の初ゴールもあったが、「私がどうというよりも、結果だけにこだわってやっていたので、チームが勝てて良かった」と何よりもチームの勝利が重要だったと強調している。

 前線で基準点となり、縦への推進力を生み出したコロンビア人助っ人を指揮官、そしてチームメイトが称賛する。マッシモ・フィッカデンティ監督が「合宿スタートからコンディションが整わず、開幕前には筋肉系の故障があったが、ずば抜けた能力の選手。このままチームに力を貸してくれることを願っている」と語れば、DF吉田豊は「タメも作れる。練習や試合を積み重ねれば攻撃のバリエーションは増える」、MF原川力は「ボールを持てるので中盤の選手が前を向けることが多くなる」と信頼を寄せた。

 自身のリーグ戦初出場を良い形でスタートさせたストライカーは、「簡単な試合は一個もない。今日も簡単ではなかったが勝ち切ることができたので、こういう戦い方を続けてアウェーでも勝ち点を獲得していきたい」と次戦以降もチームのために戦い抜き、勝利をもたらそうとしている。

(取材・文 折戸岳彦)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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