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[アンブロGACH1-TR]プレミア勢・阪南大高は「全然ダメ」の内容。三田学園はショートカウンターに手応え

ゲキサカ / 2018年3月12日 20時38分

関西の高体連対決は1-1ドローに

[3.11 GACH1-TR CAMP in 大阪 三田学園高 1-1 阪南大高 J-GREEN堺]

 フットボールに「ガチ」で向き合うユース年代のプレーヤーのためにアンブロが行う「第4回 GACH1-TR CAMP in 大阪」の2日目が11日に、J-GREEN堺で行われた。ともにグループリーグを1位で勝ち抜いた三田学園高(兵庫)と阪南大高(大阪)の一戦は、両者譲らず1-1で終わった。

「アップからグダグダしていたので、試合の入りが良くない気がしていた」(DF岸田悠希、2年)という予感が的中した阪南大高を尻目に、序盤から試合のペースを掴んだのは三田学園。立ち上がりから、「相手が強いので一戦一戦大事にして、公式戦に繋げようと思っていた」(FW橋本竜志、2年)との意気込みを前線からのハイプレスで表現すると、前半2分には右サイドからゴール前にパスを展開。「GKが出てくるのが見えていたので、前にタッチしたら良い感じでこぼれてくれたので、丁寧に流し込みました」と振り返る橋本が冷静に決めて、三田学園が試合を動かした。

 この失点で目が覚めた阪南大高は徐々に試合の流れを掴むと、ボール奪取から手数をかけずに素早く前線にパスを配球。11分には相手が競ったこぼれ球を高い位置で拾ったFW島田龍之介(2年)がゴールを狙ったが枠を捉えることができない。

 17分にもDF北村隼(2年)の右クロスから島田がヘディングシュート。相手に当たったこぼれ球を拾い、泥臭くゴールを狙ったが、「技術はない分、粘り強い守備ができた。苦しい場面や、拮抗した時間に僕が頑張ろうと思っている」というDF沼野雄洸(2年)を中心とした三田学園の身体を張った守りに阻まれ、同点ゴールは奪えなかった。それでも、果敢にゴールを狙い続けると、27分にはゴール前を抜け出したFW松野友亮(1年)が落ち着いて、同点ゴールをマークし、1-1で試合を折り返した。

 後半に入ってからは、阪南大高が大幅にメンバーを変更。「同点だったので、勝ちに行こうと思っていた。オーバーラップや高い位置でのドリブルをたくさんして得点を狙いに行こうと考えていた」という岸田の攻撃参加やMF中村成龍(2年)のパスで阪南大高がゲームをコントロールした。前半同様、機を見ては最終ラインから前線に素早くボールをつけてチャンスを伺ったが、三田学園GK指川大輝(1年)の好セーブなどに阻まれ、追加点を奪えず、1-1でタイムアップを迎えた。

 今大会を「自分たちがどれくらいの強さがあるか試せる場」(岸田)と捉えていた阪南大高だが、試合後の各選手のコメントは反省の色が濃いものに。岸田は「全然ダメでした。試合中の声が少なかったし、セカンドボールや球際もまだまだなので、もっと詰めていかないといけない」。

 対する三田学園は、プレミアリーグ勢と善戦を繰り広げたことに手応え十分で、橋本は「敵が強い中でも、前から奪ってショートカウンターという形は結構通用したので、そこは自信にしたい。個人としてもボールをおさめる所はできたと思う」と収穫を口にした。

(取材・文 森田将義)

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