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安定の日本代表コンビ…宇佐美&原口先発デュッセルドルフ、逆転勝利で首位キープ

ゲキサカ / 2018年3月17日 4時26分

[3.16 ブンデスリーガ2部第27節 デュッセルドルフ4-2ビーレフェルト]

 ブンデスリーガ2部は16日、第27節1日目を行い、FW原口元気とFW宇佐美貴史所属のデュッセルドルフはホームでビーレフェルトに4-2で勝利した。日本代表の欧州遠征メンバーに選出された2人は両サイドハーフで攻撃を牽引し、代表活動前最後の公式戦を白星で飾った。

 今年1月に移籍してきた原口はヘルタ・ベルリンでの苦境を乗り越え、新天地で着実に出場機会を確保。3か月後にW杯を控える日本代表に定着している。また、昨年8月にアウグスブルクから移籍した宇佐美は現在4試合連続ゴール中。A代表には昨年6月以来、9か月ぶりとなる復帰を果たした。

 試合はアウェーのビーレフェルトが先にスコアを動かした。前半25分、ゴール前約35mの位置でFKを獲得すると、MFトム・シュッツがふんわりとしたボールを供給。DFユリアン・ベルナーがPA右寄りからダイアゴナルランで走り込み、ヘディングでゴールに流し込んだ。

 デュッセルドルフも前半31分、敵陣でボールを奪ったMFオリバー・フィンクがドリブルで前進し、FWロウベン・ヘニングスとのワンツーでゴール前へ。最後はフリーとなったヘニングスに優しく渡し、得意の左足シュートでネットを揺らした。ヘニングスは2試合連続得点となった。

 1-1で迎えた後半早々、再びビーレフェルトが突き放す。5分、ゴール前約25mのFKをシュッツが再び右足でキック。綺麗な弧を描いて壁の上を越えたボールはそのままネットに突き刺さり、再び勝ち越しに成功した。

 ところが、ここからデュッセルドルフの猛攻が始まる。後半12分、宇佐美の右CKがファーサイドに流れ、原口がダイレクトシュート。これはうまくミートしなかったが、ヘニングス、FWマルセル・ゾボトカが立て続けのシュートを放ち、ボールをゴールに押し込んだ。

 後半18分、宇佐美はMFベニト・ラマンとの交代でピッチを退き、5試合連発はならなかった。しかし同23分、DFニコ・ギーセルマンの左CKにMFアダム・ボジェクが頭で合わせて勝ち越すと、同26分にはフリーで抜け出したラマンがゴールし、一気に2点のリードを奪った。

 その後は相手にボールを握られながらも、カウンターで着実にチャンスをつくったデュッセルドルフ。ときおりピンチを迎えることもあったが、守り切っての勝利で首位をキープ。これで3連勝となり、1部昇格に向けてまた一歩前進した。
●ブンデスリーガ2017-18特集
●海外組ガイド

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