再びJリーグの舞台へ…明治大DF岩武克弥「すぐに活躍できるようなイメージ作りを」
ゲキサカ / 2018年3月18日 23時12分
[3.18 デンソー日韓定期戦 全日本4-3全韓国 柏の葉]
J2リーグ戦10試合のキャリアを持つ世代屈指のサイドバックがついに最終学年を迎える。2年連続で全日本大学選抜に選出されたDF岩武克弥(明治大3年=大分U-18)は、デンソー日韓定期戦で先発フル出場。屈強な韓国選抜の選手と対等以上に渡り合った試合後、Jリーグの世界に再び戻るための意気込みを口にした。
右サイドバックで先発した日韓定期戦では「ピッチ状態が良くないのに対応できず、立ち上がりが良くなかった」と話したように、序盤は苦しい展開を強いられた。しかし、前半30分に先制ゴールが決まると、「慣れたらこっちの時間」。その後は優位に試合を進め、アウェーで行われた前回大会のリベンジを果たした。
自身のプレーを「前がガンガン行ってくれたので、守備は自分がやろうという感じ」と冷静に振り返ったが、チームの平均身長が7.5cmも上回る相手に空中戦もしっかり完遂。「相手はあまり駆け引きがうまくなく、素直な競り合いをしてきたので対応できた」とさらりと言ってのけた。
高校時代を過ごした大分U-18では「Jリーグの試合に出ていて刺激になっている」という同期のU-21日本代表MF坂井大将らと躍進の世代を構成。3年時の2014年にはトップチームの試合に出場できる2種登録選手として、J2リーグ戦10試合に出場した。その後進学した明治大では1年生からメンバー登録を勝ち取っていたが、4月からはいよいよ最上級生となる。
「Jリーグとは違って、大学のサッカーはめまぐるしく動くので、最初は難しいなと感じた」と3年前の苦労を振り返りつつも、今では「シンプルに体重が7~8kg増えて、フィジカルが強化された」と自身の成長を認識。「高校時代よりも自分のことを考え、知ることができるようになった」という精神面のレベルアップも引っさげて、プロ入りを期するラストイヤーに臨もうとしている。
Jクラブのスカウトが接触を続けており、来季から再びJリーグの舞台に戻ることはほぼ確実。すでに出場機会を得ている1学年先輩のDF山崎浩介(愛媛)、MF土居柊太(町田)、DF鳥海晃司(千葉)からも刺激を受けつつ、「もうちょっと身体作りを見直して、入ってすぐに活躍できるようなイメージ作りをしていきたい」と意気込んでいる。
(取材・文 竹内達也)
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