松本MF前田直輝は『ギンギラギン』からアシスト記録…旧友・中島翔哉の活躍にも言及

ゲキサカ / 2018年3月22日 7時0分

アシストを記録した松本MF前田直輝

[3.21 J2第5節 町田2-1松本 町田]

 3年ぶりに松本山雅FCへ帰ってきたMF前田直輝は第5節の町田戦で、自身のチャントが鳴り響く中、チームトップとなる今季2アシスト目を記録した。試合後には共に東京Vアカデミーで育ち、日本代表に初選出された同級生への気持ちも口にした。

 出番が訪れたのは、1点ビハインドの後半35分。ところが直後の同36分、町田MF平戸太貴のゴールが決まり、松本は2点差に突き放される。「入った瞬間に0-2になったけど、外から見ていても負けるような相手じゃないと思っていた」。すぐさま気合いを入れ直した。

「ギンギラギンのドリブルが前田直輝のやり方」――。ホームサポーターの数をゆうに超えて集まった松本サポーターは、反撃の合図に前田のチャントを歌い始める。すると後半41分、歌声が鳴り止まないうちに、背番号25の突破からスコアが動いた。MF岩上祐三からのロングボールに反応し、テンポを変えながら縦へと鋭くドリブル。右サイドをえぐって出したマイナス方向へのパスにMFセルジーニョが合わせた。

「裏にスペースがあるのはスカウティングどおりだった。3人とも同じところを見ていたからゴールにつながったんだと思う」。そう事も無げに振り返った前田だったが、緩急を付けた突破でDF藤井航大を一気に振り切った動きは見事なモノ。「あそこは頭で考えるというより、身体に勝手に染みついていた動きだと思う」と自身の持ち味を誇った。

 しかし、こんなところで立ち止まっているわけにはいかないという思いもある。今月、小学5年生から東京Vアカデミーで共にプレーし、昨年夏にポルトガルのポルティモネンセに移籍したMF中島翔哉がフル代表に初めて選出されたのだ。

 2人が最後に会ったのは、中島がFC東京、前田が横浜FMに所属していた昨年8月26日のJ1第24節。同じタイミングでピッチに立った試合後、互いのユニフォームを交換した。だがその後は、かたや日本代表、かたやJ2クラブ所属という立場となっている。

 普段はあまり連絡を取らないが、「試合に出たら『おめでとう』とLINEでも入れようと思う」という前田。「今はフィールドが違うのは認めざるを得ない」としたうえで、「ここでこんなプレーだったらまだまだだと思う」と少しでも近付くために結果を出し続ける覚悟を見せた。

(取材・文 竹内達也)
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