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孫の英代表デビューで250万円獲得へ…サッカーくじに賭けていたおじいちゃんが話題に

ゲキサカ / 2018年3月23日 10時57分

U-20W杯ではチームを初優勝に導いたMFルイス・クック(写真中央)

 愛する孫の代表デビューで現金250万円を手にするおじいちゃん――。そんな夢のような話がイングランドで話題となっている。弱冠18歳だったミッドフィールダーの将来を信じ、ブックメーカーに掛け金を投じていたという。現地紙『ザ・サン』『デイリー・メール』などがこぞって報じている。

 話は4年前にさかのぼる。ノース・ヨークシャーに住むトレバー・バーリンガルさんは2014年、自宅近くにあるブックメーカー『ウイリアム・ヒル』の店舗を訪れた。理由はリーズに所属していた愛孫MFルイス・クック(当時18歳)のサッカーくじを購入するため。勝利条件は「クックが26歳の誕生日までにイングランド代表で1キャップを記録する」というものだった。

 クックは当時すでにU-17イングランド代表の中心を担い、U-17欧州選手権制覇に大きく貢献していた有望選手。だが、世代別代表の中心選手といえども、A代表まで上り詰めるのは数えるほどだ。そのためブックメーカーのオッズは33倍。それなりにリスクは高かった。

 だが、孫の将来を信じたオリバーさんは迷わず掛け金500ポンド(約74000円)を投じた。すなわち、孫のクックが2023年までにA代表デビューを果たした場合、祖父のオリバーさんは現金約17000ポンド(約250万円)を手にすることができるという算段となった。

 そんな“投資”を知ってか知らずか、クックはそれまで以上のスターダムを駆け上がっていった。14-15シーズンにはチャンピオンシップ(実質2部)の年間最優秀“見習い”選手を受賞すると、15-16シーズンは年間最優秀ヤングプレーヤーの座に。16年にはプレミアリーグのボーンマスに4年契約で移籍した。

 さらに世代別代表でも順調に活躍。15年にはU-19イングランド代表デビューを飾ると、16年の同代表ではチームの中心に。キャプテンとして臨んだ昨年夏のU-20W杯では、中盤の要として全7試合中6試合に出場し、チームを史上初の優勝に導いた。

 すると昨年11月、クックはA代表に初選出。その際は出場なしに終わったが、プレミアリーグで先発出場を続けていれば、チャンスは続けてやってくる。ついに今月、ロシアW杯前の親善試合オランダ代表、イタリア代表戦のメンバーに選ばれ、2試合いずれかでの出場が確実視されているようだ。

 『デイリー・メール』によると、ウイリアム・ヒル広報のジョー・クリリー氏は「彼は今季、ずっと良いコンディションを保っていて、代表に呼ばれるに値するプレーを見せている。数日後、彼が試合に出られることを望んでいるよ」とコメント。思わぬ話題を呼んでしまった21歳のMFだが、ガレス・サウスゲイト監督の起用に注目が集まっている。
●プレミアリーグ2017-18特集

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