長谷部「チームも個も完全にやられた」W杯不出場のマリに大苦戦

敗戦を受け止めたMF長谷部誠

[3.23 国際親善試合 日本1-1マリ リエージュ]

　W杯に出場しない“仮想セネガル”に苦戦を強いられた。日本代表は前半44分にPKで先制を許すと、球際でマリに勝てず、ボールを保持してもなかなかチャンスをつくれなかった。

　ラストプレーでFW中島翔哉がゴールを挙げ、土壇場で1-1に追いついたが、MF長谷部誠は「個々の能力も組織としても、修正しなければならない点がたくさんある」と反省。局面でマリの個人技に勝てず、「チームとしても個の局面でも完全にやられた感じはある」と結果を受け止めた。

「今日の試合を見て分かる通り、このままでは厳しい戦いが続く。ウクライナ戦で修正していいゲームを見せられるようにやっていきたい」。W杯本大会に不安を残す内容となったが、下を向いている暇はない。中3日で行われる27日ウクライナ戦での修正を誓った。
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