日本vsマリ 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨
ゲキサカ / 2018年3月24日 4時1分
[3.23 国際親善試合 日本1-1マリ リエージュ]
日本代表は23日、ベルギー・リエージュのスタッド・モーリス・デュフランで国際親善試合を行い、マリ代表と1-1で引き分けた。
以下、試合後のハリルホジッチ監督会見要旨
●バヒド・ハリルホジッチ監督
「何を言えるかなという試合だった。まだまだやるべきことはたくさんある。かなりたくさんあるということ。今日はまだ深い分析には入りたくない。たくさん情報は得られたが、ポジティブなものばかりではない。現実を直視してやっていかないといけない。トレーニングを続けるだけだ。W杯はまだまだ遠いなという感じだ」
─チームとして“仮想セネガル”のマリにどれだけのことができたか。新しい選手を試したが、その評価は。
「セネガルのほうがマリよりもかなり強いと思う。今日は深い分析には入りたくない。というのも、かなりの選手をテストしたからだ。ただ、現実は見ないといけない。現実を見ることが我々にとって大事なことだ。みなさんが想像している以上に、やらないといけないことがあるということ。だれのこともまだ判断したくない。チャンスを与えて、ソリューションを探している段階だ。今回は5、6人先発で出したい選手がいない。それを感じた試合だった。ウクライナはもっともっと強く、クオリティーもあるだろう。このようなアフリカのチームと対戦すると、どういう状態になるかということがよく分かった。日本人というのはアフリカのチームとやるとデュエルの面で難しさがある。より速く、より爆発的にやらないと、相手のほうが上回ってしまう。まだアフリカのチームと対戦する機会があるので、そこでさらにテストしていきたいと思う」
─監督は中島のようなプレーを他の選手にも期待していたのでは。
「後半、(山口)蛍と昌子にかなり声をかけて、『中島がフリーだぞ』と言った。リズムの変化、スピードの変化が必要だった。ずっと『ショーヤ、ショーヤ』と叫んでいた。ただ、同点に追いついたことはチームが諦めなかったという証明でもある。それが唯一、ポジティブなことだったのかなと思う。もちろん、5、6回のビッグチャンスがあって、得点が取れそうな場面もあった。彼らはPKを得た。少し未熟なプレーが出たのかなと思うが、選手は最後まで諦めずに、オーガナイズを保ったまましっかりやってくれた。今回は2つの異なるオーガナイズにトライした。ただし、私自身が期待するW杯本大会のチームからはまだ程遠い。戦術の分析に入る必要はないのかなと思うが、もっとできるという選手はいた」
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