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[船橋招待]“授業”と“遠征”で仕上げる帝京長岡、徳島ユースにシャットアウト勝ち

ゲキサカ / 2018年3月31日 7時0分

徳島ユースを下した帝京長岡高(新潟)

[3.30 船橋招待U-18 帝京長岡高2-0徳島ユース グラスポ]

 第23回船橋招待U-18サッカー大会が30日、千葉県船橋市内の2会場で開幕した。グラスポ法典公園での第4試合は、大会初戦を迎えた帝京長岡高(新潟)がこの日2試合目の徳島ヴォルティスユース(徳島)を2-0で下した。

 帝京長岡の谷口哲朗総監督は試合後、「シュートシーンで2対1のシーンを何度かつくれたにもかかわらず、クロスにしてもシュートにしても入らない場面が多すぎた。ポジション取り、判断に課題があった」と勝利に満足せず。2試合目でメンバーを大幅に代えて臨んだ徳島ユースに対し、2得点にとどまったことを悔いた。

 試合は前半1分、帝京長岡が早々にリードを確保した。前線からのプレッシングでボールを奪うと、MF谷内田哲平(新2年)がスルーパスを配球。右サイドを抜け出したFW晴山岬(新2年)がニアポストを撃ち抜き、ゴールネットを揺らした。

 対する徳島ユースは前半12分、DF前田智基(新3年)のカットインシュートからCKを獲得。同13分、キッカーのMF平田駿佑(新2年)が蹴り込み、ニアサイドでMF島田祥希(新3年)が合わせるなどゴールに近付く。ところが前半16分、帝京長岡はFW冬至直人(新3年)のスルーパスに反応した晴山が左足シュートで2点目を奪い、帝京長岡がリードを広げた。

 後半6分、帝京長岡はMF本田翔英(新2年)の突破から谷内田がミドルで狙うも枠外。徳島ユースは中盤アンカーの平田がゲームメイクを担い、MF山田晃汰(新2年)と島田が右サイドで崩そうと試みるも、クロスが阻まれるなど、ゴールを脅かすことはできない。

 帝京長岡は後半11分、ロングボールに抜け出した晴山が左足でシュートを放つと、GK田原宙(新3年)がブロック。同17分には本田がゴール前から狙ったが、クロスバーに阻まれた。徳島ユースは同25分、山田のシュートはゴールならず。試合はそのままタイムアップを迎え、帝京長岡が2-0で勝利した。

 新潟県は新人戦を行わないため、新シーズンは沖縄招待を始め、関東・関西遠征でチームを仕上げてきた帝京長岡。週1回は戦術的な『授業』を開き、個人戦術、グループ戦術の知識を深めることで、実戦で得た反省を検証しながら積み重ねの作業を行っているという。「チームとしてはプレミアに上がること、そして選手権とインハイで日本一になること」(晴山)。高い目標を掲げる新潟の技巧派軍団が最後の遠征でチームを仕上げ、4月から始まるリーグ戦に挑んでいく。

(取材・文 竹内達也)

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