[MOM515]明治大FW村田航一(4年)_“リハビリ執行役員”の開幕弾
ゲキサカ / 2018年4月9日 15時42分
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.7 関東大学L1部第1節 筑波大1-4明治大 味フィ西]
開幕を前にした会見で明治大の主将DF岩武克弥(4年=大分U-18)は注目選手として、FW村田航一(4年=日章学園高)の名前を挙げた。理由については「1、2、3年と期待されていたが、シーズン前の怪我でなかなか絡めなかった。今年はしっかりと結果を残してくれるはずです」と期待を込めて話していた。
その主将の期待に応える十分の活躍だ。4年生にして初めて掴んだ開幕スタメン。村田は4-2-3-1の1トップに入ると、前半から積極的にゴールを狙う。前半27分のGKとの1対1は決めることが出来なかったが、後半8分、エリア内で落ち着いてボールをコントロール。「次は決めてやるんだと思っていた」と集中力を高めて、勝利をグッと引き寄せる3点目を蹴り込んだ。
怪我に苦しんだ大学生活だった。日章学園高時代は怪我とは無縁の選手だったというが、逆にそのことが慢心を生んだ。入学直後に左足首を痛めて手術。その後も肉離れや捻挫を繰り返し、復帰しては離脱を繰り返した。
3年時の昨年は総理大臣杯の1回戦で得点して大学の公式戦初ゴールを決めたが、その試合で顔面を骨折。栗田大輔監督も「怪我が多く、リハビリ部長をやっていた。今は執行役員まで昇格してきて、次にリハビリしたら常務だなと話している」とあきれるほどの不運に見舞われ続けた。
大学4年目にして初めて万全で迎えた開幕。そこで結果を出せたことは何よりの自信になる。今季の目標を「まずは怪我をせずに1シーズンやり切ること」とした明治が誇る未完の大器は、「目の前のリーグ戦を一戦一戦、戦っていくだけ。1点でも多く積み重ねていければいいなと思っていますし、それがチームの勝ちに繋がれば一番いい」と力を込めた。
(取材・文 児玉幸洋)●第92回関東大学L特集
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