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[プレミアリーグEAST]さすがの試合運び…優勝候補・市立船橋、昇格組の富山一に2発完封勝利

ゲキサカ / 2018年4月8日 21時43分

待望の先制点が決まって喜ぶDF田谷澪斗(3年、背番号4)ら市立船橋高の選手たち

[4.8 高円宮杯プレミアEAST第1節 市立船橋高2-0富山一高 味スタ西]

 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグEASTは8日、味の素スタジアム西競技場で、第1節2日目を行った。第1試合では昨季7位の市立船橋高(千葉)と4年ぶりにプレミア復帰を果たした富山一高(富山)が対戦。後半に2点を奪った市立船橋が2-0で勝利し、開幕白星スタートを飾った。

 昨季の主力メンバーの多くが残り、優勝候補の一角に数えられる市立船橋。この日は前線にFW鈴木唯人(2年)、FW賀澤陽友(2年)、早生まれのFW西堂久俊(3年)を並べるフレッシュな布陣を採用したが、朝岡隆蔵監督が「前半は無難にやりすぎてしまった」と振り返ったように、5-3-2でがっちりと固める富山一に対して攻めあぐねる展開が続いた。

 それでも、サイドからの攻撃は随所で脅威となった。前半3分、右サイドを突破したDF松尾勇佑(3年)のクロスに西堂が反応。これは惜しくも枠を外してしまったが、同28分には左サイドの崩しから鈴木唯がつなぎ、賀澤のシュートが相手GKを襲った。また同40分、早くもボランチのMF鈴木稀裕(3年)を下げ、MF大関克弥(3年)を投入した。

 一方、富山一にとっては「がっちり守ってカウンター」というゲームプランに見合った展開となった。センターサークル付近に陣取るMF山田桂大(3年)を中心に、サイドを広く取って攻める相手に合わせて布陣をスライド。攻撃では前半23分、FW小森飛絢(3年)がボレーで狙うなど、「いくつかチャンスもあった」という速攻もたびたび披露した。

 スコアレスで迎えたハーフタイム、市立船橋ベンチは右サイドで再三突破を見せていた松尾に代えて、高速ドリブラーのDF畑大雅を投入する。すると後半2分、右サイドを突破した畑のクロスから右CKを獲得。これを西堂が蹴り込み、ファーサイドのDF岸本駿朔(3年)が頭で落としたが、鈴木唯のシュートは相手DFにブロックされた。

 勢いに乗る市立船橋は後半5分に岸本のヘディング、同10分にはMF岡井駿典(3年)のミドルがゴールを襲うが、いずれも枠外。ところが同23分、ようやくスコアが動いた。畑のクロスで獲得した右CKを大関がゴール前に送り、再び岸本が頭で落とすと、ニアの西堂もヘッドでパス。これをゴール前に入ったDF田谷澪斗(3年)がワンタッチで流し込み、貴重な先制点を奪った。

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