[プレミアリーグEAST]青森山田が4発リベンジ!! 昨季王者・FC東京は4年連続の黒星発進
ゲキサカ / 2018年4月8日 23時41分
[4.8 高円宮杯プレミアEAST第1節 FC東京U-18 0-4 青森山田高 味スタ西]
高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグEASTは8日、味の素スタジアム西競技場で、第1節2日目を行った。第2試合では昨季チャンピオンシップ王者のFC東京U-18(東京)と昨季3位の青森山田高(青森)が対戦。昨季のプレミア最終節と同カードとなった一戦は、大量4発を決めた青森山田がリベンジを果たした。
昨年12月10日、プレミアリーグEAST最終節で相まみえた両者は、互いに優勝の可能性を残した状態で対戦した。過去3年間の対戦成績は青森山田の5戦5勝。ところが、FC東京U-18が青森山田に3-2で勝利し、“青赤軍団”がプレミアリーグ初優勝を果たした。今季の開幕戦は奇しくも、そんな因縁の一戦と同カードとなった。
前半は球際で激しく争う流れが続いた。ロングボールを中心に攻め込んだ青森山田はFW小松慧(3年)、FW佐々木銀士(3年)が力強い空中戦を展開。とくにFC東京U-15深川出身の小松は気持ちのこもったランニングを見せ、前半31分、元同期のGK大本竜司(3年)と接触した場面では、大本のユニフォームが破れてしまう一幕もあった。
試合が動いたのは前半43分、青森山田は右サイドからDF橋本峻弥(3年)がスローインを入れると、こぼれ球を橋本と小松がつなぎ、ダイレクトで反応した佐々木が振り向きざまに右足を一閃。低く鋭い弾道でゴール右隅に突き刺し、待望の先制点を奪った。
さらに青森山田は後半15分、GK飯田雅浩(3年)のロングキックを佐々木がそらし、ボールはFC東京守備陣の背後に流れる。すると、いち早くボールに追い付いたのはスタメンで唯一昨季から主力を担うMF檀崎竜孔(3年)。ヘディングでPA内に走り込んで右足で流し込み、リードを2点に広げた。
なおも青森山田は止まらない。後半18分、ゴール正面やや右寄りでFKを獲得すると、キッカーに立ったのは檀崎。ふんわりとしたボールをゴール前に蹴り込み、長身DF木村誠二(3年)に競り勝った195cmのDF三國ケネディエブス(3年)がヘディングで合わせ、勝利を決定づける3点目のゴールが決まった。
FC東京は失点直後の後半19分、すでにJ3リーグで出場機会を得ているDFバングーナガンデ佳史扶(2年)と、昨季の高円宮杯U-15で得点王を獲得したFW青木友佑(1年)を投入し、同28分にはMF角昂志郎(1年)を起用。佐藤一樹監督の期待を背負ってピッチに立った若いメンバーは、左サイドをたびたび突破するなど存在感を放った。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
[プレミアリーグEAST]首位・横浜FCユース、後半AT2発でドローに持ち込む…FC東京U-18は逃げ切れず:第15節
ゲキサカ / 2024年9月23日 19時29分
-
[プレミアリーグEAST]青森山田、鹿島ユース下して今季初の2連勝…上位陣が勝ち点伸ばせず混戦に:第15節
ゲキサカ / 2024年9月22日 21時0分
-
[プレミアリーグEAST]昌平、尚志に逆転勝利で暫定3位に浮上:第14節
ゲキサカ / 2024年9月14日 19時35分
-
[プレミアリーグEAST]FW吉田湊海2発で逆転勝利の鹿島ユースが首位維持…勝ち点1差で横浜FCユースが追走:第13節
ゲキサカ / 2024年9月8日 18時33分
-
[プレミアリーグEAST]市立船橋、青森山田撃破で今季初白星…尚志が3連勝飾り、流経大柏は3連敗喫する:第12節
ゲキサカ / 2024年9月3日 6時48分
ランキング
-
1《モイネロの巻》サファテに可愛がられた森唯斗に世話を焼かれ…「日本語はかなりしゃべれる」【ホークス一筋37年 元名物広報が見た「鷹の真実」】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月26日 17時0分
-
2開幕2軍に失望「野球辞めます」 指揮官と向かった夜のゴルフ場「やってられねぇ」
Full-Count / 2024年9月27日 6時50分
-
3大谷「50-50」達成球の競売、18歳ファンが差し止め求め提訴
AFPBB News / 2024年9月27日 9時52分
-
4新庄監督、来季続投は「ビジョン浮かんでこない」 まずは下克上での日本一へ全力
Full-Count / 2024年9月26日 22時9分
-
5プロ野球実況中継 岡本和真の〝怒り〟が巨人に火をつけた 見逃し三振のジャッジに溜まった憤懣を爆発、その後の2試合連発でチームに一気に流れが
zakzak by夕刊フジ / 2024年9月27日 6時30分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください