世界で走力、攻撃力示したFW荒木駿太、次は大学で「ゴールをたくさん獲って認められるように」
ゲキサカ / 2018年4月9日 13時31分
第96回全国高校サッカー選手権の優秀選手中心に構成された日本高校選抜は3月29日から4月2日まで第56回デュッセルドルフ国際ユース大会(ドイツ)に出場し、5年ぶり2回目の優勝を果たした。
FW荒木駿太(長崎総科大附高→駒澤大)は予選リーグ第2戦と第3戦で2試合連続同点アシスト。決勝トーナメントでもプレースキックでゴールを演出し、準決勝では決勝ゴールも決めた。攻撃力を示し、圧倒的な走力でもチームを牽引したFWがデュッセルドルフ国際ユース大会の感想と今後の目標などについて語った。
以下、荒木コメント
●FW荒木駿太
―デュッセルドルフ国際ユース大会を振り返って。
「いい経験ができたし、自分としてもこういう凄い舞台で点を獲れて自信になった」
―特に前線での運動量は物凄かった。自分がこれをやれば、試合に出れるということを再確認できたのでは?
「(平野)監督に『前から超アグレッシブなサッカーをしろ』と言われていて、自分が求められていたのは走ることだったり、点を決めることだったので、試合でできたなと思います」
―今日も2試合を走り抜いた。
「この1日でみんなでサッカーできるのも最後だったし、優勝したいのもあった。自分が走ってチームに貢献しないといけないというのがあった。監督の求めることができた」
―この大会を今後どう活かす?
「いい経験になったので、駒大でも伝えていきたい。外国人との違いを教えていって、去年は大学でインカレに出ていないので今年出られるように。(自分も)1年生から出ていけるように頑張っていきたい。ゴールをたくさん獲って認められるようにしたい」
―佐藤との2トップについては?
「(ベンチスタートだった時期から佐藤)颯汰と『俺ら2人でやりたいな』と言っていた。『出たら2人でやってやろうぜ』と言っていて。終わった後、『最後俺ら2人で終われたな』『最高の形で終われたな』と話しましたし、決勝で2人でプレーできて嬉しかったです」
―周りはJリーガーや代表選手。FW争いは厳しかったと思うが?
「気持ちの面では『自分は負けていない』というのがあった。プロであろうと、代表であろうと、そいつらに負けない気持ちでやれば絶対に勝てると思っていた。それを忘れずにやってきたので最後スタメンで出れて良かったです」
(取材・文 吉田太郎)●2018日本高校選抜欧州遠征特設ページ
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