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大逆転劇のザルツブルク、わずか4分間で3ゴール…『247秒』はEL史上初の記録に

ゲキサカ / 2018年4月13日 12時15分

終盤からピッチに立ったFW南野拓実も歓喜の輪に加わった

 FW南野拓実所属のザルツブルクは12日、UEFAヨーロッパリーグ準々決勝第2戦ラツィオ戦で、一時は合計スコアで3点ビハインドを負いながら、見事な大逆転劇で準決勝進出を決めた。試合途中には約4分間で3点を叩き込んだが、データサイト『オプタ』によると、247秒間での3得点はEL史上最速だという。

 敵地での第1戦に2-4で敗れ、4強入りは絶望的かと思われたザルツブルクだったが、ホームのサポーターはゴールラッシュに沸いた。後半10分、先制点こそラツィオのエースFWチーロ・インモービレに奪われたが、直後の後半11分にすぐさま同点。勢いに乗ったオーストリア王者がなおも攻勢を強めた。

 圧巻だったのは後半27分からの約4分間。MFアマドゥー・ハイダラがミドルシュートを突き刺すと、同29分、スルーパスに抜け出したFWファン・ヒチャンが追加点。アウェーゴールで優位に立つと、同31分には左CKからDFシュテファン・ライナーが押し込み、一気に試合を決定づけた。

 オプタのドイツ語版ツイッター(@OptaFranz)によると、この間わずか247秒。ブンデスリーガのライプツィヒと同じく、エナジードリンク『レッドブル』が経営権を持つクラブは鋭い速攻が自慢だが、この日は素早く得点を積み挙げるという形で凄みを見せつけた。
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