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[プレミアリーグEAST]18年1回目の“千葉ライバル対決”、大熱戦の末にドロー

ゲキサカ / 2018年4月15日 18時39分

注目の千葉ライバル決戦、流通経済大柏高対市立船橋高はドローに

[4.15 高円宮杯プレミアリーグEAST第2節 流通経済大柏高 0-0 市立船橋高 流通経済大柏高G]

 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグEASTは15日、第2節を行った。注目の千葉ライバル決戦、流通経済大柏高対市立船橋高戦は0-0の引き分けに終わった。

 プレミアリーグでの過去の対戦成績は市立船橋の4勝2分。今年、流経大柏がプレミアリーグに復帰したことで2年ぶりに実現した“ダービー”は0-0で引き分けた。流経大柏・本田裕一郎監督、市立船橋・朝岡隆蔵監督ともにチーム力を測る意味合いもあるゲーム、成長できるゲームでもあると口にするライバル対決。球際での激しい当たりの応酬、中央での責任感ある守備、空中戦・サイドの迫力ある攻防、高速カウンターなど見応え十分の90分間だった。

 前半は流経大柏が得意のハイプレッシャーで市立船橋のビルドアップを封じにかかる。攻撃の起点となる両CBや1ボランチのMF余合壮太(3年)へ圧力をかけて市立船橋が良い形で前進することを許さない。

 勢いのある攻撃によって敵陣でセットプレーを獲得する流経大柏は、ゲーム主将MF熊澤和希(3年)のロングスローや、CKからゴールに迫る。33分にはMF中井颯人(3年)、34分には熊澤、36分には右サイドを突破したMF芹田悠真(3年)が立て続けにシュートを放つ。そして41分には芹田からのパス中央で受けた中井の右足シュートがゴールを捉えたが、市立船橋はGK田中悠也(3年)のファインセーブで逃れた。

 前半、市立船橋のチャンスはカウンターから。FW西堂久俊(3年)やFW賀澤陽友(2年)のドリブル突破から会場を沸かせるシーンを作るも、流経大柏は右SB岩崎千里(3年)が2度スライディングタックルでピンチを阻止したのをはじめ、CB西尾颯大(3年)や先発に抜擢された1年生CB藤井海和が要所を締めて得点を許さない。

 後半も立ち上がりは流経大柏に勢いがあったが、市立船橋は前半から空中戦で相手を圧倒していたCB岸本駿朔(3年)が中心になって相手の攻撃を跳ね返すと、セカンドボールを拾い、落ち着いたビルドアップによって試合をコントロールしていく。10分にはGK田中を起点に高速カウンター。賀澤が粘って繋ぐと、MF岡井駿典主将(3年)の強烈な左足シュートがゴールを捉えた。

 後半、完全に主導権を握っていた市立船橋の中で特に印象的だったのがサイド攻撃だ。MF大関克弥(3年)や岡井の配球から右の畑大雅(2年)と左の松尾勇佑(3年)の両SBが圧倒的なスピードによって敵陣深い位置まで駆け上がり、クロスを上げる。右の畑の攻撃参加から左の松尾がフィニッシュへ持ち込むようなシーンが増え、決定的なシュートを連発。だが、22分に放った一撃がゴールマウスに阻まれたほか、市船GK田中同様に存在感あったGK猪瀬康介(3年)の好守に阻まれるなど1点を奪うことが出来ない。

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