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あっけなく決まった12秒弾…逃げ切れなかったFC東京、横浜FMが伊藤翔2発で追い付く

ゲキサカ / 2018年4月18日 20時53分

ドリブル突破を狙うFC東京MF久保建英

[4.18 ルヴァン杯GL第4節 FC東京2-2横浜FM 味スタ]

 ルヴァン杯は18日にグループリーグ第4節を開催し、味の素スタジアムではA組のFC東京と横浜F・マリノスが対戦。試合開始早々の前半1分にFW富樫敬真の得点でFC東京が先制に成功すると、同38分にMF梶山陽平が加点。しかし、後半22分と同39分にFW伊藤翔がネットを揺らして横浜FMが同点に追い付き、試合は2-2の引き分けに終わった。

 ホームのFC東京は14日のJ1第8節C大阪戦(●0-1)から富樫以外の先発10人を入れ替え、トップチーム初出場となるMF品田愛斗、U-18所属で2種登録のDF高橋亮らがスターティングメンバーに名を連ねた。一方、勝利を収めた場合、他会場の結果によってGL突破の可能性がある横浜FMは、15日のJ1第8節神戸戦(●1-2)から伊藤、MFダビド・バブンスキーを除く先発9人を入れ替えて、この一戦に臨んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合開始わずか12秒、思わぬ形から先制に成功したのがホームのFC東京だった。最終ラインのDF山田将之が蹴り出したロングボールをPA外で処理しようとした横浜FMのDF西山大雅とGK杉本大地がまさかの接触。こぼれたボールを拾った富樫が無人のゴールに蹴り込み、スコアを1-0とした。さらに同17分にはドリブルで運んだ梶山が、ポジションを前目にとる杉本の隙を突いてミドルレンジからシュートを狙うも、ボールはわずかにゴール右に外れた。

 その後もFC東京がフィニッシュまで持ち込む場面を作り出す。前半26分には前線からプレッシャーをかけて杉本のキックミスを誘うと、ボールに反応した品田がPA外から狙うもボールは枠を捉え切れず。さらに同29分には梶山のパスから右サイドを駆け上がった富樫がPA内まで持ち込むと、切り返しで追走する西山を外してシュートを放ったが、ボールはゴール右に外れた。一方の横浜FMは同37分、相手のパスをカットした仲川が伊藤とのパス交換からPA内に侵入するが、シュートはDF吉本一謙にブロックされてしまう。

 すると前半38分、左サイドを駆け上がった太田のクロスに飛び込んだ梶山が右足ダイレクトで合わせてネットを揺らし、FC東京がリードを2点差に広げる。梶山のFC東京での得点は12年9月5日のナビスコ杯(現ルヴァン杯)準決勝第1戦清水戦(○2-1)以来、約5年7か月ぶりとなった。

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