ユベントスが格下に痛恨ドロー…2位ナポリと勝ち点4差で次節首位対決、CL争いはミランが脱落か
ゲキサカ / 2018年4月19日 8時9分
セリエAは17、18日に第33節を行った。
首位ユベントスは敵地で18位クロトーネと対戦。前節・サンプドリア戦(3-0)からDFダニエレ・ルガーニ、MFブレズ・マトゥイディ、FWパウロ・ディバラ以外の先発8人を変更して試合に挑んだ。
ユベントスは前半17分、MFダグラス・コスタのクロスをニアサイドのDFアレックス・サンドロが頭で合わせて先制に成功。しかしその後は攻撃すれども追加点を奪えず。すると後半20分、FWシミーに豪快バイシクルシュートを決められ、試合を振り出しに戻されてしまう。終盤には負傷から復帰したFWフェデリコ・ベルナルデスキを投入したが戦況変わらず、1-1のドローに終わった。
一方、勝ち点6差で首位ユベントスを追う2位ナポリは、9連敗中のウディネーゼと対戦。ウディネーゼは前半41分、右サイドからのグラウンダーのクロスを、ファーサイドのFWヤコブ・ヤンクトが押し込んで先制。するとナポリは前半終了間際にFWロレンツォ・インシーニェが華麗な個人技で相手DFをかわし、ゴール右に同点シュートを決めた。
1-1で迎えた後半10分、ウディネーゼはMFスバンテ・インゲルソンがダイレクトボレーを決めて再び勝ち越し。しかしナポリも後半19分にDFラウル・アルビオルが右CKを頭で合わせて再び同点とした。点の取り合いはここまで。地力の差を見せたナポリは、後半25分にFWアルカディウシュ・ミリクが、後半30分にはDFロレンツォ・トネッリが追加点を奪い、4-2で逆転勝利を飾っている。
セリエAはあと5試合を残し、再び優勝争いが過熱。ドローに終わったユベントスは勝ち点85と停滞し、一方で2試合ぶりに勝利したナポリは勝ち点81と差を4に縮めた。4日後の22日に行われる第34節は、ユベントスのホームでナポリとの首位対決となる。
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を巡る争いはミランが停滞。3位ローマ、4位ラツィオ、5位インテルが軒並み勝利を挙げる中、6位ミランは難敵トリノと対戦した。前半4分にトリノにPKを献上するもFWアンドレア・ベロッティのシュートはクロスバーを叩く。すると前半9分にMFジャコモ・ボナベントゥーラの技ありボレーがゴール左に決まった。
しかしミランは後半25分、トリノの左CKをニアサイドのDFロレンツォ・デ・シルベストリに頭で決められ、痛恨の失点。試合はそのまま1-1で終了し、4試合連続のドローに終わった。欧州CL圏内の4位ラツィオとは勝ち点10差に広がってしまい、5試合を残した中、ミランは厳しい状況に置かれている。
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