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[プレミアリーグEAST]「伸びしろがある」清水ユース、伏兵ハットで待望の初勝利!! 柏U-18は悔しい3失点連敗

ゲキサカ / 2018年4月23日 23時51分

3得点目を決める清水ユースFW山崎稜介(2年)

[4.22 高円宮杯プレミアリーグEAST第3節 柏U-18 2-3 清水ユース 柏人工芝]

 高校年代最高峰の高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグEASTは22日、第3節を各地で行い、昨季2位の清水エスパルスユース(静岡)は敵地で柏レイソルU-18(千葉)と対戦した。昨季最終節、引き分け以上で優勝というホームゲームで敗れた因縁の相手との一戦。FW山崎稜介(2年)の3得点で逆転劇を演出し、待望の今季初勝利を手にした。

 平岡宏章監督は「レイソルさんのスタイルは分かっていたので、粘り強く辛抱できるかがテーマだった。よく実行してくれていた」と選手たちを素直に称えた。今季は開幕2連敗という苦しい幕開け。最近は「パスがつながる回数が増えていた」と改善傾向だっただけに、結果が出たことで「自信になるのではないか」とホッとした様子を見せた。

 試合の立ち上がりは、様子を見合うような展開が見られた。互いに自陣からのビルドアップを狙いつつも、コンパクトなスペースの中で効果的に前進することができず。前線に良い形でボールが入るような機会はわずかしかなく、気温25度を超えるコンディションの影響もあって見どころは少なかった。

 ところが前半25分、約1分間の飲水タイムが取られると、直後に試合が動いた。同27分、柏U-18は初先発となったMF田村蒼生(1年)が右サイドで前を向き、大外を走ったウイングFW細谷真大(2年)にパス。フリーの状態で中央に低いクロスを送ると、滑り込んできたFW森海渡(3年)がワンタッチで流し込んだ。

 さらに前半30分、森のポストプレーからMF小野寺巧(3年)がスルーパス。抜け出したFW正田徳大(3年)の突破はオフサイドになったが、ここで清水ユースベンチが早くも動く。同32分、2トップの一角に入っていたFW川本梨誉(2年)に代わって、この日がプレミアデビュー戦となる山崎がピッチに立った。

 すると直後の前半33分、山崎はMF青島太一(2年)からのクロスを胸で収め、PA内に侵攻。一度はボールを奪われたが、クリアに反応して惜しいファーストシュートを放った。さらに清水ユースは同43分、開幕からレギュラーをつかんでいるMF成岡輝瑠(1年)が相手DFを脅かす突破を見せ、勢いのある形で前半を終えた。

 ハーフタイムには、指揮官に「シュートが少ない」と指摘された清水ユースだったが、後半はすぐさま積極性を見せる。後半1分、MF佐野陸人(3年)のクロスからゴール前に攻め込むと、こぼれ球に反応した青島のシュートはDF杉井颯(3年)がブロック。同2分にも、主将で10番を背負うFW齊藤聖七(3年)がカットインから狙った。

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