消化試合もプレミア王者は手を緩めず…シティが5発完勝、パス本数は驚異の1000本越え
ゲキサカ / 2018年4月23日 14時28分
[4.22 プレミアリーグ第35節 マンチェスター・C 5-0 スウォンジー]
プレミアリーグは22日、第35節を行った。マンチェスター・シティはホームでスウォンジーと対戦し、5-0で勝利した。
前節アウェーでトッテナムに勝利し、翌日マンチェスター・ユナイテッドがWBAに敗れて、2013-14シーズン以来、4年ぶり5度目の優勝が決まったシティ。トッテナム戦から先発2人を変更し、DFカイル・ウォーカーとMFリロイ・サネに代え、DFダニーロとMFベルナルド・シウバを起用した。
優勝が決まった次の試合で、対戦相手が選手入場時に花道を作って優勝チームを称える、“ガード・オブ・オナー”で迎えられたシティは、立ち上がりから攻勢に出ると、前半12分に先制する。左サイドからMFケビン・デ・ブルイネが右足アウトでPA左へスルーパス。これに反応したMFラヒーム・スターリングがマイナスに折り返し、ファーストタッチは浮いてしまったがMFダビド・シルバが左足ボレーを叩き込み、スコアを動かした。
さらにシティは前半17分、MFファビアン・デルフがシルバとのワンツーでPA左深くへ抜け出し、丁寧に中央へ折り返す。これをスターリングが難なく右足で合わせ、2-0と一気にリードを広げた。その後もシティが試合を優勢に進め、プレミアリーグ公式サイトによると、ポゼッション率は85.7%、パス数はスウォンジーの92本に対し、シティは564本だった。
後半も相手陣内で試合を進めるシティは、9分にダニーロがハーフェーライン付近でボールを奪取。敵陣中央やや右からデ・ブルイネが右足を振り抜くと、パンチあるミドルシュートが左サイドネットに突き刺さり、リードを3点差とする。17分にはスターリングがPKを獲得。キッカーのFWガブリエル・ジェズスがゴール左に蹴り込むと、GKルカシュ・ファビアンスキに弾かれ、左ポストを叩いたが、詰めていたB・シウバが押し込み、4-0。試合を決定づけた。
消化試合に関わらず、手を緩めないシティは後半43分、MFヤヤ・トゥレの浮き球パスをジェズスが頭で合わせ、5-0。シティがプレミア優勝決定後最初の試合を白星で飾った。なお、シティのポゼッション率は83%、パス数は1015本だった。
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