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[プレミアリーグEAST]U-17W杯後の怪我から巻き返す浦和ユース10番MF池高が2戦連発!

ゲキサカ / 2018年4月23日 23時47分

後半アディショナルタイム、浦和レッズユースMF池高暢希が同点ゴール

[4.22 高円宮杯プレミアリーグEAST第3節 市立船橋高 2-2 浦和ユース グラスポ]

 浦和レッズユースは1-2の後半アディショナルタイムに交代出場のDF大桃伶音(3年)がPKを獲得。「自分が決めたい」とキッカーを志願した10番MF池高暢希(3年)が、右足でゴール右へ蹴り込む。このシュートがゴールネットを揺らしたが、蹴る前にPA内に味方選手が入ったという判定で蹴り直しに。それでも池高は自信を持って同じコースに“2度目”のPKを蹴り込んでチームに勝ち点1をもたらした。

 この日、池高は1-1に追いつかれた直後の後半15分から出場。逆転され、味方のロングボールが増える中、得意のドリブルやパスを出してゴール前に入っていく動きでチャンスメークする数は少なかった。それでも、同じく同点ゴールを決めて逆転勝ちに貢献した清水ユース戦に続く大仕事。しっかりと結果を残した。

 昨年のU-17W杯で2試合に出場した池高だが、同10月に左第5中足骨を骨折。年が明けてから復帰したが、まだ限られた出場時間内でのプレーが続いている。ゲーム体力の面などまだベストではないようだが、強度含めて他の部分の動きについて本人は手応え。現在は「前の試合も自分で結果を持ってこれたので、それは意識している」と自分ができるプレーでチームに貢献することを自身に課している。

 悔しい思いがある。自身が復帰を目指す最中、名古屋でJ1開幕からフルタイム出場を続けているCB菅原由勢やG大阪で先発出場も果たしたFW中村敬斗、そして神戸DF小林友希、FC東京FW久保建英と、ともに昨年のU-17W杯を戦った選手たちが次々とJ1へ新たな活躍の舞台を移している。

「最初は焦りもあった」という池高だが、今は目の前のやるべきことに集中。「得点の部分だったり、自分がチャンスメークしたりとかいっぱいチャンスつくってゴールにかかわっていきたい」と話す。

 ユースチームで指導を受けてきた大槻毅監督が、トップチームの暫定監督を経て同ヘッドコーチに就任。トップとの距離が近くなり、すでにユースチームからMF大城螢(3年)がトップチームのルヴァンカップでベンチ入りを果たした。ユースチームで結果を残せば、今年トップチームでチャンスを得る可能性もある。

「トップ昇格を目指している。ここでしっかりやらないといけないいうことは大槻さんにも言われてきたことなので、ユースで活躍することを大切にしてトップでチャンスを与えられたらそれを活かしていきたいと思っています」。本来は攻撃的なポジションの選手だが、U-17W杯で世界相手にSBとしてプレー。万能性を備えた浦和ユースの10番が旧友たちに追いつくこと、トップチームへ昇格することを目指して巻き返していく。

(取材・文 吉田太郎)●2018高円宮杯プレミアリーグEAST特集

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