3戦連続先発、中3日は3年ぶり…同点弾演出の内田篤人「だんだんアスリートっぽい体に」
ゲキサカ / 2018年4月25日 23時9分
[4.25 J1第10節 鹿島1-1神戸 カシマ]
中3日の連戦も問題なかった。鹿島アントラーズのDF内田篤人は右サイドバックで3試合連続の先発出場。前節21日の川崎F戦(1-4)からは中3日だったが、積極的な攻撃参加から後半10分に同点ゴールを演出。後半37分に交代するまで上下にスプリントを繰り返した。
「(交代は)ケガ明けだからとかではなく、あれだけ走ったら普通に疲れる」。15年6月の右膝手術後、中3日での先発は初めてで、シャルケ時代の15年2月14日のフランクフルト戦、2月18日の欧州CLレアル・マドリー戦までさかのぼる。それでも「怖さもないし、リバウンドもフロンターレ戦から今日に至るまでない。練習もできているし、今までとは違う」と、完全復活へ大きな手応えを感じている。
プレーでも実証した。前半から攻守に駆け回り、1点ビハインドで折り返した後半6分、8分には立て続けにクロスを供給。果敢なオーバーラップが実を結んだのは後半10分。カウンターからMFレオ・シルバのスルーパスをワンタッチで折り返すと、グラウンダーのクロスを相手GKが弾き、こぼれ球をFW鈴木優磨が押し込んだ。
その後も何度も攻撃に顔を出し、「行ける回数が増えているし、そろそろ(クロスを)中と合わせないといけない。でも合ってくるよ、俺は。あの時間であそこまで走れることのほうが大事。あそこで走れるところまで来ている」と口も滑らかだ。
今後も連戦は続き、次節は中2日で28日に横浜FM戦(日産ス)。さらに中3日で5月2日の長崎戦(カシマ)、中2日で5月5日の浦和戦(カシマ)という過密日程だ。それでも横浜FM戦に向け、「僕は行きたい」と意欲的に話す内田は「(体は)ちょうどいい張り。筋肉もだんだんアスリートっぽい体になってきた」と、むしろ連戦を歓迎する。
「ゲーム体力は試合をしないと上がらない。交代したけど、スプリントだったり、ゲームの感覚はだいぶいいかなと思う。1週間空くより、2、3日でやってくれたほうが俺的にはいい。現に走れているし」。過密日程をこなし、駆け足で復活の階段を上った先にはロシアも見えてくる。
(取材・文 西山紘平)
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