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レアルの3連覇阻むのはリバプールだ!粘るローマを2戦合計7-6で退けて11年ぶりファイナルへ

ゲキサカ / 2018年5月3日 6時41分

先制点を決めたサディオ・マネ

[5.2 欧州CL準決勝第2戦 ローマ4-2リバプール]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦が2日に行われた。第1戦を5-2で先勝したリバプール(イングランド)は敵地でローマ(イタリア)と対戦し、2-4で敗れた。しかし、2戦合計7-6で2006-07シーズン以来、11年ぶりの決勝進出を決めた。なお、決勝戦は5月26日にキエフ(ウクライナ)のNSKオリンピスキで開催され、リバプールは3連覇狙うレアル・マドリー(スペイン)と戦う。

 4月24日にアンフィールドで開催された第1戦を2-5で落としたローマ。本拠地スタディオ・オリンピコでの決勝進出に向けて準々決勝のバルセロナ戦同様、3点差での勝利が条件となった。スタメンは第1戦から3人、28日のセリエA第35節キエーボ戦(4-1)から2人を変更し、FWステファン・エル・シャーラウィやFWパトリック・シックらが先発起用された。

 エースFWモハメド・サラー、FWロベルト・フィルミーノの活躍で第1戦を制したリバプールは、その試合からMFアレックス・オクスレード・チェンバレンに代わってMFジョルジニオ・ワイナルドゥムが先発。28日のプレミアリーグ第36節ストーク・シティ戦(0-0)からは4人を変更し、FWサディオ・マネやMFジェームス・ミルナーらがスターティングメンバーに名を連ねた。

 2度目の奇跡の突破を願うサポーターの声援を受け、立ち上がりから気持ちの入った攻撃を見せたローマだが、ミスから先制点を許してしまう。リバプールは前半9分、MFラジャ・ナインゴランの横パスをハーフェーライン付近で奪ったフィルミーノがそのままボールを運び、PA左へスルーパス。裏へ抜け出したマネが冷静に左足で流し込み、先制のゴールネットを揺らした。

 ローマは、2戦合計6-2と厳しい状況となったが、ラッキーな形で望みをつなぐ。前半15分、右サイドからDFアレッサンドロ・フロレンツィが上げたクロスをPA左のエル・シャーラウィが頭で中央へ折り返す。味方にはつながらなかったが、DFデヤン・ロブレンのクリアしたボールがミルナーの顔に当たってゴールに吸い込まれ、オウンゴールで1-1と同点に追いついた。

 リバプールは前半25分、左サイドでパスを受けたDFアンドリュー・ロバートソンが縦に仕掛け、PA左深くまで持ち込んで中央へ折り返す。これをマネが左足で合わせたが、相手のブロックに阻まれた。それでも、直後の左CKからミルナーがゴール前に蹴り込むと、PA中央で混戦となり、FWエディン・ジェコがクリアしきれなかったボールをワイナルドゥムが頭で沈め、2-1と勝ち越しに成功した。

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