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千葉、ホーム4連勝!! FW船山が“鉄壁”岡山ゴールこじ開ける

ゲキサカ / 2018年5月3日 14時54分

[5.3 J2第12節 千葉1-0岡山 フクアリ]

 J2は3日に第12節を開催し、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉とファジアーノ岡山が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半11分にFW船山貴之の得点で先制した千葉が1-0の完封勝利を収めた。千葉は今季、アウェーでは1分5敗と未勝利で、ホームでは開幕2戦こそ1分1敗とふるわなかったが、その後は4連勝としている。

 ホームの千葉は前節甲府戦(△1-1)から先発4人を入れ替え、FW指宿洋史、MF為田大貴、MF矢田旭、GK佐藤優也らを先発起用。一方、ここ4戦負けなし(2勝2分)の岡山は前節熊本戦(○3-1)から先発1人を入れ替え、MF武田将平らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半8分に決定機を創出したのはホームの千葉だった。DF後藤圭太がコントロールミスしたボールを為田が高い位置で奪取。左サイドを駆け上がってマイナスのパスを送ると、ゴール前でフリーになった船山が丁寧に右足で合わせるが、カバーに入ったDF喜山康平にヘディングでクリアされてネットを揺らすには至らなかった。

 その後も千葉がボールを保持する時間こそ長いものの、11試合でわずか4失点とリーグ最少失点を誇る岡山守備陣が、体を張った粘り強い守備で簡単にはフィニッシュまで持ち込ませない。

 前半26分にはMF椋原健太からボールを強奪した為田のパスをPA内で受けた指宿が狙うが、相手選手にブロックされてしまう。さらに同38分には、DF増嶋竜也が蹴り出したロングボールから最終ライン裏を突いてPA内に侵入した船山が、胸トラップから右足シュートを放つも、距離を詰めたGK一森純にストップされてしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、同9分に千葉ベンチが動き、指宿に代えてFWラリベイをピッチへと送り込む。すると同11分に千葉がついに岡山ゴールをこじ開ける。為田の送ったパスから右サイドを駆け上がった船山のクロスは相手選手にブロックされるが、こぼれ球に船山自らが反応。再び右足で中央に送ったボールは、ファーサイドのポストを叩いてゴールラインを割り、スコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った岡山は失点直後にFW齊藤和樹に代えてMF伊藤大介を投入。しかし、同23分にDF濱田水輝が2度目の警告を受けて退場し、数的不利に陥ってしまう。同30分にはFWリカルド・サントス、同35分にはMF大竹洋平をピッチへと送り込み、何とか同点に追い付こうとするが、同39分に伊藤がPA内で放ったシュートが佐藤優にストップされるなど同点ゴールは生まれず。逃げ切った千葉が1-0の完封勝利を収め、岡山は5試合ぶりとなる今季2敗目を喫した。

(取材・文 折戸岳彦)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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