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2戦連続の“悪夢”でクラブワースト更新…新体制初陣の甲府、指揮官古巣の山口とドロー決着

ゲキサカ / 2018年5月3日 16時20分

甲府は上野展裕監督の初陣を白星で飾れなかった

[5.3 J2第12節 甲府1-1山口 中銀スタ]

 J2リーグは3日、第12節を行った。山梨中銀スタジアムではヴァンフォーレ甲府とレノファ山口FCが対戦し、1-1で引き分けた。甲府はクラブワースト記録を更新し、ホーム開幕6試合未勝利(4分2敗)となった。

 甲府は前節・千葉と引き分け、J2に参入した1999年に並ぶクラブワーストのホーム開幕5試合未勝利(3分2敗)となった。これにより、4月30日に吉田達磨前監督との契約解除を発表し、上野展裕監督が就任。その初戦は、奇しくも上野監督が昨年5月まで指揮していた山口となった。

 前半12分、甲府はゴールキックの流れからFWジュニオール・バホスがヘッドで後方へそらし、FWリンスが反応。DF坪井慶介と体を入れ替えて裏へ抜け出すと、GKと1対1の状況となったが、右足シュートはGK藤嶋栄介に止められてしまう。さらに17分、MF橋爪勇樹のスルーパスでリンスが抜け出し、右足シュートを放つが、これもGK藤嶋に阻まれた。

 対する山口は前半23分、ゴールキックからFWオナイウ阿道が頭で最終ラインの裏へフリック。FW高木大輔が抜け出し、相手2人に挟まれながらもPA内から右足を振り抜いたが、GK河田晃兵のファインセーブに遭った。

 甲府は前半33分、MF高野遼がPA左脇からセンタリング。これがPA右手前まで流れると、MF湯澤聖人がフェイントで対峙した相手を揺さぶって左足シュート。枠を捉えていたが、GK藤嶋のファインセーブに阻まれ、先制点とはならなかった。

 試合はスコアレスで折り返した後半7分に動いた。甲府は自陣からカウンター発動。センターサークル内から橋爪が絶妙なスルーパスを送り、バホスがPA右へ進入する。中央には味方が走り込んでいたが、カットインしてシュートを選択。左足でニアに蹴り込み、先制のゴールネットを揺らした。なお、バホスは2試合連続ゴールとなった。

 早い時間に追いつきたい山口は後半12分、右サイドを突破したMF小野瀬康介がライン際からマイナスに折り返すと、MF池上丈二がフリーで右足を振り抜く。しかし、これはGK河田に止められ、チャンスを逃した。18分には、MF大崎淳矢に代えてFW大石治寿を入れ、局面打開を図った。

 追加点が欲しい甲府は後半28分、攻撃をコントロールしていた橋爪を下げ、FW堀米勇輝をピッチへ送り込む。39分にはリンスに代えてDF今津佑太を入れ、逃げ切りを狙う。山口は40分、小野瀬が右サイドを駆け上がり、DFとGKの間に鋭いクロス。ファーサイドに走り込んだMF山下敬大が左足で合わせるが、わずかに枠を外れた。

 諦めない山口は後半42分、坪井に代えてFW岸田和人を投入。すると、43分に同点に追いつく。右サイドの敵陣中央あたりでFKを獲得し、キッカーの池上が高い弾道のクロスを供給する。ファーサイドのDF渡辺広大が角度はあまりなかったが、ヘディングシュートを突き刺し、1-1。試合はドローに終わった。

 甲府は2試合連続でリードを守り切れず、ホーム初勝利を逃した。前節・千葉戦で開始5分に先制したが、アディショナルタイム5分に痛恨の失点を喫し、1-1で引き分けていた。
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