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横浜FM喜田に先制点許した名古屋、ジョー同点弾も勝ち越せず…クラブワースト2番目の11戦勝ちなしに

ゲキサカ / 2018年5月5日 21時6分

名古屋と横浜FMは1-1のドロー

[5.5 J1第13節 名古屋1-1横浜FM 豊田ス]

 18位名古屋グランパスがホームで16位横浜F・マリノスと対戦し、1-1で引き分けた。前半26分に横浜FMのMF喜田拓也に先制点を許したが、後半30分にFWジョーが同点弾を奪取。しかし勝ち越しには至らず、クラブワースト2番目の11試合勝ちなし(3分8敗)となった。一方、横浜FMは2戦未勝利(1分1敗)となっている。

 浮上のきっかけをつかみたい下位直接対決。先にスコアを動かしたのは横浜FMだった。前半26分、左サイドのDF山中亮輔が左足で高精度のクロスを送ると、PA内中央でDFホーシャとDF櫛引一紀の間にうまく入った喜田がダイビングヘッド。これがゴール右に決まり、1-0とした。

 喜田は今季初得点をマーク。負傷から10試合ぶりに復帰した2日の第12節・磐田戦(1-3)では、DFギレルメから暴力行為を受け、思わぬ形で注目を浴びたが、今節は序盤に大きな仕事を果たした。

 横浜FMは後半の立ち上がりにMF天野純、FW大津祐樹が追加点のチャンスを逃すと、徐々に相手のペースに。名古屋は後半21分、低い位置からホーシャが左足でロングパスを出し、ファーのFW青木亮太が右足でネットを揺らすが、オフサイドで得点は認められなかった。

 それでも後半30分、MF小林裕紀が敵陣右寄りから右足でクロスを供給。ファーのジョーがDF松原健にマークされながらも、力強くヘディングでゴール右に押し込んだ。ジョーは2試合ぶりにネットを揺らし、今季5得点目とした。

 互いに欲しいのは勝ち点3。終盤は両チームとも次の1点を巡って激しい攻防を繰り広げたが、1-1の痛み分けに終わった。
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