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[球蹴男児U-16リーグ]「一番良かった」守りで九国大付を完封。連覇狙う大津が1-0勝利

ゲキサカ / 2018年5月9日 21時17分

前半32分、大津高MF辻周佑が右足シュートを決める

[5.5 球蹴男児U-16リーグD1第3節 大津高 1-0 九州国際大付高 大津陸上競技場]

 5日、「2018 球蹴男児U-16」Division1第3節で連覇を狙う大津高(熊本)と九州国際大付高(福岡)が対戦。大津が1-0で勝った。

 5バックで守りを固める九国大付を大津が攻め立てた。DF間へ正確なパスを通す10番MF藤井瑛斗や足技巧みなMF一橋昌樹、またDFの背後を取る動きから決定機に絡んだFW半代将都らがゴールに迫る。そして前半32分にはボランチの位置から前方に空いたスペースを突いたMF辻周佑が右足シュートを決めて先制した。

 大津は個で相手DFを剥がす力のある右SB濱田冬河やCB金子遼太郎がサイドでチャンスに絡み、決定的なシーンを作り出す。平岡和徳総監督も高く評価していた金子やCB猪谷匠、元日本代表MF磯貝洋光と親戚のGK礒貝琉ノ介が後方で安定した守り。だが、交代出場のFW宮原愛輝の無回転FKを含めて再三シュートを放っていたものの、MF川西翼やGK向野励哉ら中心に守る九国大付から2点目を奪うことができない。
 
 逆に我慢強い守りで1点差を維持した九国大付は後半13分、3枚替えで攻撃へシフト。37分にはFW磯崎碧がスルーパスで抜け出し、千載一遇のチャンスを迎える。だが、磯崎の左足シュートはヒットせず。後半、相手の背後を突き、MF小松風登やMF井上悠真が力強い動きでチャンスを作り出そうとしていた九国大付だが、最後まで1点を奪うことができず、0-1で敗れた。

 4連戦の3試合目ということもあって体力的にキツイ部分があったことは確か。それでも大津は過去2試合で5失点していた守備が無失点で試合を終えた。磯貝は「ピンチが多かったと思うんですけれどもSBの濱田とかCBの金子とか弾いてくれたりしたので、ピンチを切り抜けられたかなと思います。最初の東福岡戦とか(第2節の)東海大福岡戦に比べたら全然守備は良かったと思いますし、失点はゼロで抑えられたので、きょうは一番良かったかなと思います」と評価。「(緊張のため)ガッチガチの状態でみんなやっていた」(磯貝)という過去2試合の序盤に比べると、前からディフェンスして流れを掴んでいたことも勝因に挙げていた。

 一方、FW半代は「決めきれなかったのでもっと大量得点を取らないといけない」と反省し、チームメートたちとチャンスで決めきることを求めていく考え。“公立の雄”大津の1年生たちはこの日DF面が向上していたように、チームの課題を改善しながら、「もちろん優勝を目指しています」(半代)という目標へ突き進んでいく。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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