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食野、妹尾、西野!!17歳GK谷晃生トップチーム初先発のG大阪、後半3発逆転で広島の突破阻止

ゲキサカ / 2018年5月9日 21時21分

トップチーム初先発となった“00年組”GK谷晃生

[5.9 ルヴァン杯グループC第5節 広島2-3G大阪 Eスタ]

 ルヴァン杯は9日、グループステージ第5節を行い、エディオンスタジアム広島ではサンフレッチェ広島とガンバ大阪が対戦し、G大阪が3-2で逆転勝利をおさめた。G大阪が勝ち点7の広島を上回り、勝ち点を9に伸ばした。広島は勝利すれば2位以内が確定したが、突破を阻まれた。

 序盤はG大阪の17歳MF中村敬斗やMF市丸瑞希が積極的にシュートを狙ったが、均衡を破ったのは広島だった。前半7分、左サイドのFW工藤壮人が落とし、MFフェリペ・シウバがDFのプレッシャーをかわしてドリブル突破。右足シュートでトップチーム初先発となった17歳GK谷晃生を破り、ゴール右隅に突き刺した。

 幸先良く先制に成功した広島は試合を優位に運び、前半24分に追加点を奪取する。ハーフウェーライン付近で工藤のパスを受けたFW渡大生が左サイドを猛然と駆け上がると、スピードに乗ったドリブルでMF高江麗央を巧みにかわし、PA内に進入。そのまま右足シュートをゴール右隅に突き刺し、2-0にリードを広げた。

 後半開始と同時に両チームが交代カードを切り、広島は渡に代えてFWティーラシン、G大阪はDFオ・ジェソクに代えてMF森勇人を投入。後半はG大阪が主導権を握り、同7分、左サイドからワンタッチでパスをつなぎ、FW食野亮太郎がPA手前の位置から狙い澄ました右足ミドルでネットを揺らした。

 1-2に追い上げたG大阪は後半13分、2枚目の交代枠を使い、長沢に代えてMF妹尾直哉を投入。この交代策が当たり、スーパーゴールで試合を振り出しに戻す。後半20分、相手のクリアボールに反応した妹尾が右足でアウトにかけたロングシュートを叩き込んだ。

 広島は後半21分、野上に代えて故障明けのDF丹羽大輝を投入。丹羽は古巣戦での復帰となったが、次の1点を奪ったのもG大阪だった。後半25分、左CKをDF西野貴治が高い打点からヘディングで押し込み、逆転に成功。G大阪が3-2で勝利した。
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