[関東大会予選]新生・習志野が5-0で千葉突破!7年ぶりに関東大会進出!
ゲキサカ / 2018年5月12日 20時9分
[5.12 関東高校大会千葉県予選準決勝 習志野高 5-0 東京学館浦安高 ゼットエー]
平成30年度関東高校サッカー大会千葉県予選準決勝が12日に行われ、習志野高が東京学館浦安高に5-0で快勝。7年ぶりとなる関東大会出場を決めた習志野は、13日の決勝で日体大柏高と対戦する。
選手権、インターハイ優勝の歴史を持つ伝統校が、千葉予選を突破した。ボールサイドへ人数を掛けて寄せてくる東京学館浦安に対し、習志野は逆サイドへの配球からスピードのある崩し。前半11分には右クロスをファーサイドの長身FW打林怜士(3年)が頭で折り返し、MF鈴木勇太(3年)とMF大舟翼(3年)がDFライン背後へ抜け出す。最後は大舟が右足で先制ゴールを流し込んだ。
対する東京学館浦安は右の山崎龍二(3年)と左の吉田俊輔(3年)の両SBのアーリークロスなどから反撃。29分には最終ラインからのフィードをMF青海将仁(3年)が丁寧に頭で落とす。これを受けたFW高野公貴(3年)が切り返しでDFを外してから左足を振り抜いたが、習志野はGK菅野九十九(3年)が至近距離からのシュートを止めて先制点を許さない。
習志野は福田克行監督が「GKが当たっていることが今大会勝ち上がっている要因」と評していたが、GK西村富士大(3年)との競争で意識が高まっているという注目GK菅野がこの試合でもチームを救う大仕事をしてのけた。
守護神のビッグセーブに救われた習志野はカバーリング優れたCB関海翔(3年)と対人に強い長身CB松戸瑛登(3年)を中心に相手のロングボールを封じると、2列目でキープ力と展開力を示すMF中澤大翔主将(3年)と精度、判断の良さで攻撃のスイッチを入れるMF桜庭晴人(2年)の2シャドーがチャンスメーク。そして、33分には左中間から強引に仕掛けた打林が左足シュートを豪快に決めて2-0とする。
習志野は後半も桜庭の中央突破からチャンス。そして、12分には中澤大のスルーパスから打林が決めて3点差とした。東京学館浦安も前線での動き鋭い高野やFW春藤航太(3年)、青海を中心に反撃する。習志野は攻守においてミスも散見されていたが、周りの選手が良くサポートして無失点のまま試合を進める。そして37分、松戸の縦パスで抜け出した交代出場FW遠藤一真(3年)が右足で4点目のゴール。さらに39分にもカウンターからスルーパスで抜け出した大舟がGKをかわしてダメ押し点を決めた。
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