雨中の壮絶肉弾戦…注目の上位対決はドロー決着、首位広島の10差独走許す
ゲキサカ / 2018年5月13日 17時54分
札幌は後半9分、左サイドを駆け上がった菅のクロスはDFに阻まれたが、こぼれ球を拾ったMF宮澤裕樹が後方にパス。受け取ったチャナティップが左足で狙ったが、これもわずかに枠外に終わる。FC東京も直後、室屋のクロスがゴール前を襲い、互いに得点に期待が高まってきた。
札幌は後半12分、ゴール正面やや右からのFKを福森が鋭く落ちるキックで狙ったが、倒れ込みながら反応した林がセーブ。同17分、右サイドを突破した駒井のクロスにチャナティップが合わせるも、相手DFにスライディングで阻まれるなど、なかなかゴールには至らない。
FC東京は後半25分、右サイドを崩して侵攻し、高萩のクロスに永井がダイレクトで狙ったが、ゴール前で構えていたDF進藤亮佑が肩でブロック。FC東京の選手たちはハンドがあったとアピールしたが、認められなかった。同31分には、太田の左CKに高萩が頭で合わせるも、わずかに左へ外れた。
先に動いたのは札幌のペトロヴィッチ監督だった。後半34分、ジェイに代わってMF早坂良太、菅に代わってDF石川直樹の2枚替えを敢行。いずれも同じポジションに入った。一方のFC東京は同37分、大森に代わって4日前のルヴァン杯にも先発出場していた田邉を入れた。
札幌は後半44分、右サイドを駆け上がった駒井のクロスに都倉が合わせるも、相手DFにかろうじてブロックされた。さらにアディショナルタイム、サイドからのクロス攻勢から立て続けにヘディングシュートを放ったが、いずれも林がビッグセーブ。お互いに対人戦で身体を張り、ゴール前のチャンスを多くつくった熱戦は、スコアレスドローで決着した。
(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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