“BKB”中村憲剛が2ゴール!! 川崎F、連勝でロシアW杯中断期間へ
ゲキサカ / 2018年5月20日 16時56分
[5.20 J1第15節 川崎F 3-0 清水 等々力]
J1リーグは20日、リーグ戦中断前ラストゲームの第15節2日目を各地で行い、日本代表合流を控えるMF大島僚太所属の川崎フロンターレがホームで清水エスパルスと対戦した。MF中村憲剛が2ゴールを叩き出し、3-0で勝利。2連勝でロシアW杯のための中断期間に入った。
川崎Fは前節柏戦(○2-1)からスタメン1人を変更。負傷で日本代表招集を回避したFW小林悠に代わってMF長谷川竜也が入った。前節の後半アディショナルタイムに劇的なJ1初ゴールを決めたMF鈴木雄斗はベンチ入りした。
アウェーの清水は前節湘南戦(○4-2)から先発1人をチェンジ。前節はイエローカード2枚で退場処分となり、出場停止のDF松原后に代わってDF二見宏志を起用した。[スタメン&布陣はコチラ]
序盤から川崎Fが完全に主導権を握った。前半4分、セットプレーのこぼれ球に反応したDFエウシーニョがボレーで狙うと、同10分、細かいパスワークからMF中村憲剛、MF阿部浩之とつないで大島がシュート。同14分には、大島の浮き球スルーパスに抜け出した長谷川が完璧なトラップからループで狙ったが、大きくゴールを外れた。
すると前半18分、ボールを持ち上がった大島が相手に倒され、ゴール前20m強の位置でFKを獲得する。キッカーは中村。高い壁が立ちはだかるゴール右側を果敢に狙うと、壁のない位置を読んでいたGK六反勇治はほとんど動けず。鋭く落ちたボールがゴールマウスに吸い込まれた。今季3点目の中村は中継カメラを探しにハーフライン付近に走り込み、おなじみの“BKBポーズ”を披露した。
さらに川崎Fは前半33分に追加点を奪う。右サイドでボールを奪ったエウシーニョがカットインから縦に付けると、鋭いターンで相手をかわした阿部が左足シュート。ゴール右隅を華麗に破り、小林不在の1トップ起用という重責に応えた。その後も攻勢を緩めない川崎はMF守田英正の単独突破、中村のミドルでゴールを狙い続け、清水にチャンスをつくらせないままハーフタイムを迎えた。
清水は後半開始と同時に交代カードを使用し、右サイドバックのDF飯田貴敬に代わってDF立田悠悟を起用。その後は前半のように崩されるシーンは少なくなったが、依然としてFW北川航也、FWクリスランにおさまらず、なかなか攻撃に出ることはできない。
だが後半12分、清水は思わぬミスから三たびの失点を喫してしまう。六反からのパスを受けたMF河井陽介が中村のプレスを受け、自陣深くでボールロスト。そのまま中村にPA内まで突破され、河井もスプリントで追いすがったが、左足で冷静に流し込まれ、ビハインドは3点に広がった。
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