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等々力は“西城さん”ムード一色に…2得点の中村憲剛「取らせてくれたのかな」

ゲキサカ / 2018年5月20日 18時47分

故・西城秀樹さんの巨大フラッグが掲示され、選手たちは黙祷をささげた

[5.20 J1第15節 川崎F 3-0 清水 等々力]

 ロシアW杯の中断期間を前にした最後のJ1リーグ戦。川崎フロンターレのホーム等々力陸上競技場は、13日に急性心不全で亡くなった故・西城秀樹さんの雰囲気一色に染まった。会場のいたるところで代表曲『YOUNG MAN』が流れ、サポーターは巨大なフラッグを製作。2得点を決めたMF中村憲剛は「取らせてくれたのかな」と天国の功労者に思いを馳せていた。

 川崎市に住んでいた西城さんは2000年、川崎市制記念試合のハーフタイムでパフォーマンスを実施。それ以来、04~06年、08~17年夏の記念試合に登場し、敵味方の垣根を越えたサポーターが『YMCA』ダンスで盛り上がるという企画が恒例となっていた。

 そんな功労者の訃報を受けて、クラブにまつわる人たちは西城さんを追悼する企画を次々に打ち出した。スタジアムの敷地内に入れば代表曲が流れ、試合前にはサポーター製作のフラッグにメッセージを書き込むコーナーも登場。キックオフ前には約1分間の黙祷が捧げられ、選手たちは喪章を着けてプレーしていた。

 そんな雰囲気にも後押しされ、川崎Fは3-0で勝利。試合を決める2ゴールを決めたのは、西城さんが盛り上げてきた等々力を最もよく知る16年目の中村だった。2点目を決めた直後には、おなじみの“BKB”に加えて“YMCA”のジェスチャーでサポーターと喜びを分かち合った。

「等々力の雰囲気をつくってくださった方」と西城さんへの思いを明かした中村は、「(03年入団の)自分が入る前からやってくれていて、その時は等々力(の観客)が3000人とか4000人だった時ですよ」と歴史の重みを強調。「フロンターレはそういう人たちに支えられているチーム。しっかりやんないといけないですね」と心に刻んでいた。

(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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