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「なぜ僕らはアトレティコなのか?」、F・トーレスがラストスピーチでクラブ愛を語る

ゲキサカ / 2018年5月21日 12時33分

FWフェルナンド・トーレスのラストスピーチ

[5.20 リーガ・エスパニョーラ第38節 A・マドリー2-2エイバル]

 リーガ・エスパニョーラの最終節でアトレティコ・マドリーはエイバルと対戦。今季退団を表明しているFWフェルナンド・トーレスが2得点を決めた。自らのゴールで今シーズンを締めたトーレスは、試合後のセレモニーで最後のスピーチを行った。20日、スペイン『アス』が伝えている。

 2001-02シーズンにアトレティコでデビューし、“エル・ニーニョ”(唯一の者、神の子などと訳される)の愛称で親しまれ続けたトーレス。スピーチでは長年応援し続けた周囲への感謝の言葉から始まった。

「みんなにありがとうと伝えたい。多くの人に支えられてここまでやってきた。はじめにルイス・アラゴネス、それから祖父にも言及したい。そして僕が夢を追うのを見守ってくれた家族、両親。父の教えが僕のいまをつくっている。ありがとうお父さん。そして兄のイスラエルと妹、それから自分の人生の柱である妻。妻がいるから僕は冷静にやってこれたんだ」

「僕にアドバイスをしてくれた人たちにも感謝を。彼らには17歳の頃からお世話になっていた。チームメイトやコーチングスタッフたちとここで共に過ごせたことは、心から誇りに思っている。君たちなら望むものが手に入るはずだ。僕はそう確信している。アトレティコの家族みんなにありがとうと言いたい。ここでプレーしたいと思い、400試合以上このユニフォームを着ることができた。これが最後だと知るのはつらいことだ」

 また、アトレティコというチームについて、その誇りを語るトーレス。「なぜ僕らはアトレティコなのか? しょっちゅうそうやって聞かれる。説明するのは難しいよ。僕らは悪いときがあっても、ともに乗りこえてきた。この大家族に所属する誇りと喜びがある。このユニフォームを着てプレーできるのは特別なこと。それだけで世界一幸せな気持ちになれるんだ」と愛するチームへの思いを打ち明けた。

「最後にお願いがひとつある。僕らのアンセムを歌ってくれ。世界でもっとも美しい曲を」。そう話したトーレスは、チームメイトや親族とともにフィールド上を回り、ファンたちの歌うアンセムにしばし耳を傾けた。
●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集

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