右WB初挑戦の原口「結果はネガティブだけど、いろいろポジティブ」
ゲキサカ / 2018年5月31日 2時51分
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]
45分間で持ち味を出した。3-4-2-1の右ウイングバックで先発した日本代表MF原口元気(デュッセルドルフ)が攻撃で相手の裏のスペースを突くなど、何度も狙いどおりの崩しを披露した。
「俺がウイングバックで出るなら、攻撃的な部分で良いものを出したいと思って入った。もちろん守備から入るけど、攻撃については狙っているものを出せたと思う。あと少しのところで得点にはならなかったけど、感覚的にはやっていて悪くなかった」
試合を振り返り、言葉に充実感を漂わせた。チーム全体としては「時間をかけているときと、速攻でいくときのメリハリが今までより格段に良くなった」と指摘した。
では、良くなったのはなぜか。「監督が代わって、縦一辺倒でなくなったというのもあるし、監督が僕らの特徴が出るようなやり方を指示してくれるというのもある。時間をつくりながらのプレーやコンビネーションは詰めればもっと良くなる」
もちろん、やられた場面もある。しかし、原口の場合は元来が攻撃的な選手。ウイングバックとしての経験がないことで守備のポジショニングに関してはうまくいかない場面もあったが、課題が出たことも含めてすてが想定内だ。
「ファーストゲームだもの。ファーストゲームにしてはボールの回りも良かったと思うし、システムも監督も代わって、いろいろなものが新しかったから、やりながらつかめたことも多かった。結果はネガティブだけど、課題も見えたのでいろいろポジティブかな」
その言葉どおり、試合の中で修正できたことも手応えとしてガッチリつかんでいる。例えば開始早々に裏を突かれて突破を許したシーン。例えばボールホルダーに食いついていってかわされたシーン。「新しいポジションなのでやってみないと分からないことがあったけど、次第に“ああ、こういう感じなんだ”と分かるようになっていった。駆け引き的には俺のほうが勝っているシーンが多かったなと思う」。
45分間だったが、やることはやったという思いは強そう。「どうなろうとサッカー人生は続いていく。どうなろうと自信を持っていきたい」。その口調はたくましかった。
(取材・文 矢内由美子)
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