草津東注目の2年生FW渡邉、あと1勝果たして「全然通用しなかった」選手権のリベンジへ
ゲキサカ / 2018年6月1日 19時43分
[5.31 総体滋賀県予選準決勝 草津東高 2-0 野洲高 布引]
草津東高注目の2年生ストライカー、179cmFW渡邉颯太は試合後に悔しさを滲ませていた。「点決められなかったので。勝てたことの方が嬉しかったですけれども、点が取れなかったので悔しい」。クロスは上がってきていたが、シュートは前半34分に放ったヘディングシュートの1本のみ。DFに前に入られて良い形でシュートを打たせてもらえなかった。
昨年、1年生ながらも選手権予選で存在感を示し、決勝で決勝ゴールに絡むなど優勝に貢献。牛場哲郎監督も「長いボールを収めて攻撃の起点になっている」と評するように、当時よりもできることを増やしているが、本人は満足していない。「ポストプレーが苦手できょうもあんまり上手くいかなかったです」と首を振り、より前線で競り勝つ、そしてゴールを決める選手になることを誓っていた。
1月の選手権初戦で草津東は前回王者の青森山田高と対戦。跳躍力を活かしたヘッドなどを武器とする渡邉は試合前に想像していたよりはやり合うことができたというが、それでも「1対1の強さとか、高さとかも全然通用しなかった」と振り返る。特に印象的だったというのが、日本高校選抜にも選出されたCB蓑田広大(現法政大)。競り合いで苦戦し、「強かったです」と敗戦を認める。
0-5の敗戦からスタートを切った今年は「前で収めて周りを活かせる選手になりたいし、点を決めて試合を決める選手にもなりたいです」。力負けした選手権から成長した姿を全国で見せることができるか。日本代表FW岡崎慎司のプレーを意識しているというFWが決勝では勝利に繋がるゴールを決めて、全国でリベンジする。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018
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