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[MOM2529]青森山田MF檀崎竜孔(3年)_先輩MF柴崎岳と同じ10番でキャプテン、19連覇導く

ゲキサカ / 2018年6月5日 15時40分

後半15分、青森山田高MF檀崎竜孔は左足のラストパスで5点目をアシスト

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.4 総体青森県予選決勝 青森山田高 6-0 八戸学院野辺地西高 青森市スポーツ公園多目的G]

 日本代表としてW杯に出場する先輩MF柴崎岳と同じ10番でキャプテン。青森山田高はエースMF檀崎竜孔(3年)が、名将・黒田剛監督も「攻撃の貢献度が大きい」とマン・オブ・ザ・マッチに認める活躍を見せてインターハイ青森県予選19連覇へ導いた。

 この日、八戸学院野辺地西高は檀崎にマンマークをつけるような形で対応。だが、檀崎はそのマークを振り切り、自らゴールを決めて「前半に3得点」というチームのノルマも果たす。12分、檀崎の左CKを起点に先制点を奪った青森山田は28分に右サイドを崩し、最後はFW留盛聖大(3年)のラストパスを檀崎が1タッチでゴールへ押し込む。

「クロスに対して(身体で)蓋を閉じて入っていくというのは大事なこと。SHになって2年目なんですけれども意識するようになりました」というゴールで2-0。目標通りに前半を3-0で折り返した青森山田は後半、左サイドを抜け出す檀崎が2アシストを記録するなど6-0で大勝した。

 突破力と得点力を兼ね備えた檀崎はこの日、中盤で厳しく当たってくるDFを巧みにいなしながら3人抜きドリブル。アシストシーンの他にも左サイドへの抜け出しから決定的なラストパスを通し、スルーパスでも決定機をお膳立てした。試合前のウォーミングアップを見ても率先して大声を出してチームを盛り上げるなど、中心選手、リーダーとしての風格も増してきている。

 それでも、本人は2年前の全国2冠世代のMF住永翔主将(現明治大)のように、具体的なコーチングやより仲間に厳しく言うことが必要だと考えている。また、得意のドリブルも相手を上回るシーンが目立つが、本人が求めているのはより警戒されている中でも突破したり、高いレベルの相手でも抜き切ったりできるような力。「突破などをもっと出していかないと(スカウトの)目には留まらないと思いますし、満足はいっていないですね。もっと個人で打開する力をつけたい」。目標の3冠達成、プロ入りへ向けてやらなければならないことはまだまだある。

 檀崎にとって先輩の柴崎は意識する存在だ。「あのレベルはまだまだですけれども、より近づけるようにもっともっとやっていかないといけないですね」。高校時代は早朝、人よりも1、2時間早くグラウンドに現れて汗を流していたと聞く柴崎のように努力を重ね、少しでも近づくこと。そして、この夏のインターハイでチームを13年ぶりの優勝へ導いて結果を残す。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018

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