4試合連続で先制許す展開…川島「真剣に向き合わないと」
ゲキサカ / 2018年6月9日 9時53分
[6.8 国際親善試合 日本0-2スイス ルガーノ]
多くの決定機をつくられたわけではない。それでも前半42分にPKで許した先制点が重くのしかかり、後半37分にはカウンターで沈んだ。日本代表GK川島永嗣(メス)は「1点目のところは我慢しないといけない。自分たちの我慢強さも必要」と指摘した。
「自分たちがそろっているときは崩される形をつくられていない」からこそ、「勝負の分かれ目でしっかり締めるところは締めないといけない」との思いも強まる。「守備のところではプレッシャーにしっかり行くときは行けていたし、感触としてはいい感触はあった」が、「収穫があったかどうかは分からない」というのも本音だ。
「一番大事なのは結果。どんなに議論して、話し合っても結果が出ないと意味がない」。西野朗監督就任後、選手からの意見も活発になり、チーム内でのコミュニケーションは高まっているという。しかし、それをピッチで示せない限り、勝利という結果は得られない。
「本当の意味での手応えは結果から得られる」。そのために残された強化試合は12日のパラグアイ戦(インスブルック)のみ。「前の試合に比べれば、いい面は出てきている。でもポジティブになることがすべてではない。崩されていないのに失点してしまうのは真剣に向き合っていかないといけない」。3試合連続の複数失点。18年に入って4試合すべてで先制点を許している現実を重く受け止めた。
(取材・文 西山紘平)
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