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カザンの“前線基地”は意外に質素?「ホテルをイメージしないように言われていた」

ゲキサカ / 2018年6月15日 2時43分

グラウンドの奥に見える建物が選手の宿泊棟

 事前キャンプ地のオーストリア・ゼーフェルトで約10日間過ごしたラグジュアリーホテルから一転、日本代表のロシアW杯ベースキャンプ地であるカザンの宿舎は、意外に質素であるようだ。

 西野ジャパンがベースキャンプ地とするのは、ロシア・プレミアリーグ優勝経験もあるルビン・カザンのトレーニング施設。天然芝のピッチ3面と人工芝ピッチ5面があり、宿泊棟には「ハマム」と呼ばれるトルコ式のミストサウナや、練習でほてった体を冷却する施設もある。だが、あくまでクラブの施設という“前線基地”であるがゆえに華美なものはない。

「ホテルをイメージしないように、でも不自由はしないと言われていた。必要最低限のものはある」(DF酒井高徳)、「クラブハウスの延長という感じ」(DF槙野智章)と選手が話すとおりで、部屋にはロシア語の説明しかなく、「最初、テレビが付かなくて一人で苦戦していた。ロシア語が分からなくて苛ついたけど、放っておいたら急に付いた」(DF昌子源)というアクシデントもあった。

 もっとも、宿泊棟には卓球台や大勢でテレビを見る部屋もあり、年齢が上の選手の部屋には風呂場にテレビもあるとのことだ。槙野が「今日からW杯が開幕するし、みんなで試合を見て話すということが増えるのかなと思う」と言えば、酒井高も「建物が非常におしゃれな印象。もう少し殺風景だという情報が入っていたけど、そんなことはなく、活気づいている町並み」とカザンの印象を口にし、「部屋にお風呂(バスタブ)があれば最高だった」と冗談交じりに笑った。

 一方で気候は冷え込む日が続いており、朝晩は10度以下になる。練習中も重ね着が必要なほどで、「思った以上に寒い」と言う選手が続出。DF遠藤航は「寒いというか、涼しいというか、体調管理には気をつけないといけない」と気を引き締めていた。

(取材・文 矢内由美子)
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