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日本vsコロンビア 試合前日の西野朗監督公式会見要旨

ゲキサカ / 2018年6月19日 1時50分

公式会見に臨む西野朗監督

 日本代表は18日、試合会場となるサランスクのモルドビア・アリーナで公式練習を行い、19日のW杯グループリーグ初戦・コロンビア戦に向けて最終調整した。練習前には西野朗監督が公式会見に出席した。

以下、西野朗監督の会見要旨

●西野朗監督
―サランスクに入ってコンディションはどうか。
「昨日というか、未明に日本で大阪を中心とした震災があって、それによって動揺している選手がいる。家族、身内、親族に影響を受けた選手がいるので、彼らの心理的、精神的なところが今、一番気になるところで、スタッフでケアをしているが、一刻も早く落ち着いた状態に戻ってほしいなという気持ちがある。同時にホテル内でも少し動揺することがあったので、今朝の状況は普段どおりに来たとは言えない状況かもしれない。少しそのあたりは気になる。ただ、チームは順調にサランスクに入ってきたし、みなさんは岡崎のことを心配されていると思うが、確かにここ4日、グラウンドレベルには下りられなかったが、昨日、今日とチェックをした中で、メンバーには入っている。心配なさらないでください」

―ホテル内で動揺することがあったというのは。
「ご存知かと思って話したが、(警報の)誤作動があって、震災と同じ時刻だった。モーニングコールかと思ったが、少し長い間、鳴っている中で、デリケートな選手は毎朝見る顔と違って、寝不足の選手の顔があったので、影響があったんだなという感じがした。昨晩はそういうトラブルがあった」

―本田の状態については。ハメス・ロドリゲスにどう対抗するか。
「本田圭佑はヨーロッパのリーグからメキシコのリーグに変わって、その中で彼の成長を図っている。代表チームにも招集を受けたり、受けなかったりということがあったが、私自身は彼の技術的、精神的なところは不可欠として期待する中で招集をかけた。その期待に応えてここ1か月は、テストマッチも3試合のうち2試合トライしてもらって、その中でも確実に彼の本来のプレーに近いところには来ていると確信している。

 ハメスに関しては、コロンビアのシンボル。プレーメーカーでもあり、ポイントゲッターでもあり、抑えていくのは非常に難しいと思う。だれが彼を抑えるということにはならないと思う。グループで、チームで見ていかないといけない。彼を自由にさせる、時間やスペースを与えてしまうと、当然、コロンビアのチームスタイルは確立されてくると思う。マンマークを付けて、彼をピッチから出してしまう。残りの10人対10人で戦えるという確信が持てれば、マンマークを付けてという対応も考えたいと思うが、そうもいかない選手だと思っている。ピッチを縦横無尽に動き、ボールに、スペースに顔を出してくる選手なので、チーム全体として彼のポジションに合わせる中で対応していきたい」

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