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負傷明けのサラー、デビュー戦でPK弾も…3ゴールのロシアが開幕2連勝飾る

ゲキサカ / 2018年6月20日 4時52分

2試合で8ゴール。“ホスト国”ロシアの快進撃は続く

[6.19 ロシアW杯A組 ロシア3-1エジプト サンクトペテルブルク]

 6日目を迎えたロシアW杯、A組の第2節でロシア代表とエジプト代表が対戦し、ロシアが3-1で快勝。連勝で勝ち点を6にのばした。

 サウジアラビアとの開幕戦を5-0で飾ったロシアは、その試合で5得点を挙げた4選手が揃って先発。途中出場で2得点を挙げたMFデニス・チェリシェフは4-2-3-1の中盤左サイド、後半から入って1ゴールのFWアルテム・ジューバは1トップとしてスタメンに名を連ねた。

 初戦を落として後がなくなったエジプトが攻勢に出るかと思われたが、主導権を握ったのはロシア。ボールを奪うと素早い攻撃を仕掛けていく。開始5分にはMFロマン・ゾブニンがこの試合最初のシュートを放つなど、積極性を見せる。

 5月のUEFAチャンピオンズリーグ決勝で左肩を負傷し、ウルグアイとの開幕節は出番がなかったFWモハメド・サラーを先発させたエジプト。プレミアリーグ得点王が4-2-3-1の中盤右サイドでW杯デビューを飾るも、いいかたちでボールが入らず見せ場をつくることができない。

 両チームシュートを重ねていくもゴールが遠い中、大会注目のストライカーが高い個人技を見せつける。42分、左サイドバックのDFモハメド・アブデル・シャフィがゴール中央にグラウンダーのパスを入れると、1トップのFWマルワン・モフセンがスルーすると、ボールはペナルティエリアすぐ外のサラーへ。ステップで目の前のDFを翻弄すると、得意の左足を振り抜く。しかし、サラーのW杯最初のシュートはゴールポストのわずかに左にそれてしまう。

 スコアレスで迎えた後半立ち上がり、思わぬかたちで試合が動いた。MFアレクサンドル・ゴロビンのクロスはGKモハメド・アル・シャナウィがパンチングでしのぐが、クリアボールをゾブニンがダイレクトでシュート。ゴール中央でクリアしようと体をのばしたDFアハメド・ファティの体に当たったボールは、エジプトゴールに吸い込まれ、オウンゴールでロシアが先制に成功する。

 なおもロシアの攻撃は続く。14分、MFアレクサンドル・サメドフが右サイドでためをつくると、オーバーラップしてきたDFマリオ・フェルナンデスがゴールライン際で中央へマイナスのパスを送る。これをチェリシェフが左足で合わせて追加点。これでチェリシェフは2試合連続ゴール。大会通算3得点として、ポルトガルのFWクリスティアーノ・ロナウドに並んだ。

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