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今年2敗の難敵・成徳深谷に全国決定戦でリベンジ!昌平が3年連続の全国へ

ゲキサカ / 2018年6月24日 7時23分

昌平高が3年連続となる全国出場を決めた

[6.23 総体埼玉県予選準決勝 成徳深谷高 0-2 昌平高 埼玉スタジアム第2G]

 雪辱勝利の昌平が全国へ! 23日、平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」サッカー競技(インターハイ、三重)への出場2枠を懸けた埼玉県予選の準決勝が行われ、今年の県新人戦、関東大会県予選で優勝している成徳深谷高とインターハイ予選3連覇を狙う昌平高が対戦。昌平がMF渡邉建太(2年)とMF木下海斗(3年)のゴールによって2-0で勝ち、3年連続3回目の全国大会出場を決めた。

 同じ相手には3度も負けられない。その思いを込めて戦った昌平がリベンジを果たした。16年インターハイで全国4強入りし、昨年は埼玉5冠を達成している昌平だが、今年は県新人戦準々決勝で成徳深谷に敗れると、続く関東大会県予選準々決勝でも成徳深谷に敗戦。県1部リーグの対戦も0-0で勝つことができていなかった。

 この試合も序盤は成徳深谷のペースだった。成徳深谷は前線にボールを入れてからFW戸澤雄飛(2年)やMF佐藤蒼太主将(3年)が力強い仕掛け。失ったボールを2度追い、3度追いしてプレッシャーをかける成徳深谷は相手のクリアを拾って連続攻撃を繰り出す。15分には右サイドでボールを奪った佐藤がエンドライン際までえぐってラストパス。セカンドボールを拾って繋ぎ、最後はFW竹間世和(3年)の右クロスから戸澤が決定的なヘッドを放った。

 立ち上がりは守備でバタバタしたシーンも見られた昌平だが、成徳深谷の波状攻撃を凌いで攻撃時間を伸ばす。前線に長いボールを入れて起点を作った昌平は、19分に左サイドから仕掛けたMF渋屋航平(3年)がシュートへ持ち込んだが、チャンスの数を増やすことができない。

 それでも、藤島崇之監督が「常にスイッチが入っている。アイツはずっとやり続けてくれる」と信頼するMF丸山聖陽(3年)や司令塔のMF原田虹輝(3年)が中盤での主導権を握った昌平は、34分に先制点を奪う。木下のパスを起点に原田が右サイドからアーリークロス。ニアでFW西村悠希(3年)がDFを引きつけると、ファーサイドで空いた渡邉が右足ボレーで先制点を叩き出した。

 今大会初出場の渡邉はこれが公式戦初ゴール。昌平はベンチに注目FW森田翔(3年)やU-16日本代表FW須藤直輝(1年)ら強力アタッカーをおき、後半にペースアップさせる構えを見せていた中で貴重な先制点となった。一方の成徳深谷は右SB長谷玲央(3年)のロングスローや交代出場FW間中実来(2年)のドリブル突破、シュートなどから反撃する。

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