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日本vsセネガル 試合前日の西野朗監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年6月24日 5時12分

DF吉田麻也にイヤホンを付けてもらう西野朗監督

 日本代表は23日、試合会場のエカテリンブルク・アリーナで公式練習を行い、24日のW杯グループリーグ第2戦・セネガル戦に向けて最終調整した。練習前には西野朗監督が公式会見に出席した。

以下、西野朗監督の会見要旨

●西野朗監督
―運動量、フィジカル以外でセネガルの強み
「日本のサッカー界から見たアフリカのチームに対するイメージとしては、まずフィジカル的なところを警戒しなければいけない。それに対応しないといけないということをまず考えるが、今回のセネガルのチームはそういう肉体的な強さ、速さだけではない。非常にオーガナイズされているし、個々の強さ、速さを生かすため、自分たちの攻撃権を得るためにディフェンスが組織化されたところにフォーカスを当てて見ている。非常にディシプリンもあり、チームとして組織的なところを警戒している」

―日本は3月にマリと対戦したが、良い準備になったか。
「欧州遠征で3月にマリと対戦した。そしてこちらに来る前に日本でガーナと壮行試合を行った。アフリカのチームとテストマッチをしてきたが、アフリカといっても地域によってタイプも違うし、やっているサッカーも違う。マリともガーナとも違うセネガルがあると思っている。なかなか計れないところはあるが、速さや強さという個人的な感覚はテストの中で体感できたところはあると思う。ただ、セネガルはチームとしてのディシプリンが整っている。残念ながらそういうチームとはテストできていない。個の力を爆発的に出してくるためのチームディシプリンに関しては、明日、おそらく想像以上のものがあるのではないかと選手たちも思っていると思う」

―どうやってセネガルを崩すか。セネガルの弱みをどう考えているか。
「ここ数日、我々のチームの中の乾、大島に『5kg増量せよ』『5cm身長を伸ばせ』という調整に失敗して、それ以外のところで対応しないといけないことを余儀なくされている(笑)。ボールというものがあって、そういう中でセネガルに対応できる。軽い体、軽い頭の中でも考えられるところはたくさんある。肉体的なコンタクトが多くなるゲーム展開だと不利な状況があるので、いろいろ変化したり、想定していないところのクイックネスを生かしたり、ボールをしっかり動かす中で対応していく。なかなかウィークポイントが見つからないので、日々、肉体ではなく、頭のほうをしっかり整理しながら戦術、戦略を考えていかないといけない」

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