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“司令塔”柴崎が「自分のパフォーマンス次第」と考えるプレー

ゲキサカ / 2018年6月24日 0時34分

日本代表MF柴崎岳

 司令塔として攻撃のタクトを振るう。その役割を担う日本代表MF柴崎岳は、セネガル戦を翌日に控え、攻撃のスピードをアップさせる縦パスを打ち込むことができるか否かが、「自分の中でのチャレンジだと思っている」と視線を鋭くさせた。

 19日のW杯初戦コロンビア戦ではボランチの位置に入って先発出場を果たすと、攻守に躍動。相手の攻撃を読んでボール奪取を繰り返すだけでなく、前半3分で相手が退場となって数的優位になっていたものの、巧みなさばきで攻撃にリズムを生み出した。自身は後半35分にDFサンティアゴ・アリアスに右足首を踏まれ、足をひきづりながらMF山口蛍との交代を余儀なくされたが、あれから4日が経ち「大丈夫です」と万全の状態で第2戦を迎える。

 対戦相手であるセネガルの印象を問われると、「守備面ではスピードのある選手ばかりなので、まともにやっても勝てないと思う」と答えつつ、「しっかりと良いポジショニングから守備に臨みたいし、チームとしてよりコンパクトにスペースを空けない。相手の特長であるスピード面やフィジカル面をゴール前で発揮させないことが大事」と相手攻撃を封じるイメージを膨らませる。

 そして、攻撃面ではいかに「揺さ振りを掛けられるか」が重要になると考えている。「日本は、相手のストロングポイントの高さだったりで勝負するチームではない。基本的には地上戦で、グラウンダー主体で相手をドンドンずらしてコンビネーションで崩していく」。そして、その中で変化を加えるのが“司令塔”となる柴崎だ。

 左右にボールを回しているだけでは、危険な場所への侵入はできない。相手の急所を突くような、攻撃をスピードアップさせるような縦パスが必要になる。自身に課せられた任務だと理解しているからこそ、「そこにつけることができれば大きなチャンスになると思っているので、そこは僕のパフォーマンス次第。そこで自分がどれだけできるか」と表情を引き締める。コロンビア戦後に西野朗監督が「柴崎がよくゲームメイクしてくれた」と称賛したパフォーマンスをセネガル相手にも見せ付けたいところだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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