[プリンスリーグ東海]昇格組対決は岐阜U-18が逆転勝ち!プリンス初勝利
ゲキサカ / 2018年6月24日 13時44分
[6.23 高円宮杯プリンスリーグ東海第6節 名経大高蔵高 1-4 岐阜U-18 構口論義運動公園サッカー場]
高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ東海2018の第6節が23日に行われ、名経大高蔵高とFC岐阜U-18が対戦。FW横山智也(3年)の2ゴールを皮切りに4点を奪った岐阜が勝利した。
プリンスリーグ東海に昇格した同士の一戦とあり、「ここで勝たないとリーグ戦のこの先が難しくなる。今日は勝つチャンスだと思って、いつも以上に気持ちを強くした」(MF平野旦敏、3年)岐阜だったが、序盤に主導権を握ったのは名経大高蔵だった。
抜群のキープ力を見せたMF奥村玲音(3年)を中心にドリブルを多用した攻撃で相手を押し込むと、前半9分には相手のクリアをDF寺田將吾(3年)が素早く前方に展開。PA内のDF川合司恩(3年)が後ろに流したボールをDF沢田一颯(3年)がダイレクトで叩き込み、名経大高蔵が先制した。
以降も、MF守永翔貴(3年)と青山隼大(3年)の両翼を中心に名経大高蔵がサイドを攻め込んだが、三田光監督が「高蔵さんは技術が合ってボールを持つスタイルなので、選手には『ある程度持たれるのは仕方ない。前半は0-0でも、0-1でも大丈夫』と伝えていた」と明かしたように相手のペースで試合が進むのは岐阜の想定内。「攻撃では良さを出せたけど、守備のミスが多かった」(島井雅也監督)名経大高蔵とは対照的に前からの守備で試合のリズムを掴み、39分にはPA手前でFKを獲得する。
このチャンスに名乗り挙げたのはエースのFW横山智也(3年)。「雨でスリッピーだったので、GKの前でバウンドするような速いボールを狙っていた」と冷静に見極め放ったキックが直接ゴール左隅に決まり、同点に追いついた。41分にもGKからのビルドアップを奪った横山が加点し、2-1で試合を折り返した。
後半からは運動量を上げて、セカンドボールの回収と縦への仕掛けの回数が増えた岐阜のペースで試合が進む。FW鬼頭克満(3年)らのパスを合図に、MF赤川珠園(3年)と宮永崇源(3年)の両翼が仕掛ける回数も増えると、後半21分には中央でボールを持った宮永が右前方に浮き球パス。ゴール前のDF竹中栄二(3年)が胸で落とし、鬼頭がダイレクトボレーで決めた。アディショナルタイムにはゴール前を抜け出した宮永が4点目をマーク。横山が「全員で一つの目標に向かって、声を出しながら最後まで集中できたのは良かった」と振り返った岐阜が4-1で快勝した。
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