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[プレビュー]真価問われる西野J、大会のダークホースに名乗り出るのは…?

ゲキサカ / 2018年6月24日 18時5分

コロンビア戦の先発メンバー

[6.24 W杯H組第2節 日本(日本時間24日24:00)セネガル エカテリンブルク]

 歴史的金星の勢いそのままに第2戦に挑む。日本代表は19日のグループリーグ第1戦でコロンビアに2-1で勝利。アジア勢としてW杯で史上初めて南米勢を破った。

 W杯が32か国による現行方式となった98年フランス大会以降、グループリーグ初戦で勝利をおさめたチームの決勝トーナメント進出確率は85%。日本が出場した過去5大会を見ても、初戦で勝ち点を取った2大会はいずれも決勝トーナメント進出を果たしており(ベルギーと引き分けた02年日韓大会、カメルーンに勝った10年南アフリカ大会)、逆に初戦で敗れた3大会はすべてグループリーグ敗退だった。

 データ上は日本のグループリーグ突破を後押ししているが、目の前には最大の難敵が待ち構えている。コロンビア、セネガル、ポーランドという強敵ぞろいと同居したH組において、初戦で第1シードのポーランドを2-1で下したセネガルは大会全体のダークホースとしても注目を集めている。

 身体能力に任せたチームが多いアフリカ勢においてセネガルは異質な存在だ。組織力やチームワーク、チーム全体の守備の意識などはアフリカのナショナルチームとは思えない規律がある。日本は過去のW杯でアフリカ勢に2勝1敗と相性は悪くないが、ことセネガルに関しては過去のデータは参考にならない。

 引き分けでもグループリーグ突破に向けては貴重な勝ち点1となるが、西野朗監督は「最高のポイント(勝ち点3)をここで目指す」と、あくまで勝利を目指す考えを強調。ともに初戦で白星を挙げたチーム同士の対決となったことを受け、「3戦目は敗者復活のゲーム。2戦目で決めないといけないということは(コロンビア戦の)翌日に選手には伝えている」と語っている。

 その言葉どおりコロンビア戦から中4日で迎える一戦でもスタメンは変更しない方針。第1戦の流れを踏襲し、2連勝でグループリーグ突破を決める決意は強い。日本はセネガルに勝ったうえで、H組もう1試合のポーランド対コロンビアの試合でポーランドが引き分け以下(コロンビアが引き分け以上)なら、最終節を待たずに2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出が決まる。

 コロンビア戦は開始3分で相手が退場者を出し、試合の大半を数的優位な状況で戦えた。西野ジャパンとしては、その真価が問われる第2戦。28日のグループリーグ最終戦・ポーランド戦(ボルゴグラード)のことは考えず、目の前の一戦に必勝を期す。セネガルとの過去の対戦成績は1分2敗だが、コロンビアにも今大会の前までは同じく1分2敗と勝ったことがなかった。新たな歴史を切り開く勝利をもう一度――。大会のダークホースを打ち破り、日本がロシアW杯の“台風の目”へと躍り出る。

■FIFAランキング
日本:61位
セネガル:27位

■対戦成績
日本からみて1分2敗

■テレビ中継
日本テレビ系
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