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槙野が日本代表史上最年長31歳のW杯デビュー「忘れられない一戦」

ゲキサカ / 2018年6月29日 6時24分

日本代表史上最年長W杯デビューとなったDF槙野智章

[6.28 W杯グループリーグ第3節 日本0-1ポーランド ボルゴグラード]

 24日のセネガル戦(2-2)から先発6人が入れ替わった大胆な西野戦略で、日本代表DF槙野智章(浦和)が初めてW杯のピッチに立った。

 31歳でのW杯デビューは日本代表史上最年長。DF吉田麻也とセンターバックでコンビを組み、「負けたことは残念だったが、チームとしてこの先に進めたことは良かった。個人的にもチャレンジできたことがあったので、忘れられない一戦になった」と思いをかみしめた。

 W杯メンバー入りが決まったときから「最も対峙したい選手」として名前を挙げていたFWロベルト・レワンドフスキのマークを任された。大会前から独自ルートで映像集をつくってもらい、日本代表合宿が始まってからもブンデスリーガで対戦経験のあるチームメイトに細かい特徴を聞いて回っていた。前半15分と後半29分にシュートを打たれたが、いずれも枠外。セットプレーではレワンドフスキにシュートを打たせなかった。

「基本的に吉田選手と僕の間に彼がいるときは僕が付いていくという約束事で守った。彼を自由にさせないという役目を与えられて、それなりの手応えはあった」

 西野監督からはセネガル戦後に先発予定を言い渡されていた。それから中3日。「時間があったので、試合までにメンタル面をうまくつくっていくことが大事だった」と言う。はやる気持ちや気負いを抑えることも重要だった。

「W杯は特別な大会であり、だれもが目指す場所であり、夢の場所。そこに日本の代表として出られて、次のステージに進めたことは誇らしく思う。でも、これだけで終わりたくない」

 客観的に見れば後半14分の失点後にバタついた時間帯があったのも事実だが、最後に試合に出た今月8日のスイス戦(0-2)から3週間が過ぎ、プレー感覚の面でも難しかったはず。試合後、言葉では充実感を表現したが、一方で笑顔を浮かべることがなかったのは向上心の強い槙野らしさだった。

(取材・文 矢内由美子)
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