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『世界記録FW』の後継者が23歳で代表引退決断…美男子っぷりが日本でも話題に

ゲキサカ / 2018年6月29日 16時16分

代表引退を決断したイラン代表FWサルダル・アズムン

 イラン代表のエースストライカーとしてロシアW杯に出場していたFWサルダル・アズムン(ルビン・カザン)は、弱冠23歳にして代表引退を決意したようだ。「侮辱を受けたことで、母親が再び重病になってしまった」と理由を明かしている。

 アズムンは28日、自身の公式インスタグラムを更新し、悲痛な心中を明かした。「厳しい苦難と悲惨な人生を送ってきた23歳の人生で最も苦しい決断です」。記されたのは重病から立ち上がった母親が、世間からの批判を受けて再び苦しんでいる姿。「私は母のほうを選ぶ」と苦渋の意思表示だ。

 イランはスペイン、ポルトガル、モロッコと同組となったロシアW杯で、1勝1分1敗という好成績を残しながらも敗退。アズムンは3試合に1トップで先発し、前線で身体を張ったが無得点に終わった。

 A代表通算109得点という世界記録を持つFWアリ・ダエイの後継者と目され、これまでも通算23ゴールを挙げてきた有望ストライカーは、端正な顔立ちから日本でも話題になっていたところ。再び夢の祭典に立つチャンスは大いにあるが、まさかの形で代表キャリアに終止符を打つ形となってしまった。
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