1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

壮絶なPKストップ合戦…制したのは3本止めたスバシッチ!! クロアチアが20年ぶり8強進出

ゲキサカ / 2018年7月2日 18時8分

3本をストップしたクロアチア代表GKダニエル・スバシッチ

[7.1 ロシアW杯決勝トーナメント1回戦 クロアチア1-1(PK3-2)デンマーク ニジニ・ノブゴロド]

 ロシアW杯は1日、決勝トーナメント1回戦2日目を各地で行い、D組首位のクロアチアとC組2位のデンマークが対戦した。開始5分で互いに1点を取り合う展開も、そのままスコアが動かず1-1で延長戦へ。PK戦の末にクロアチアが3-2で勝利し、20年ぶりの8強進出を決めた。

 試合は開始1分に満たない時間にさっそく動いた。デンマークは右サイドからDFヨナス・クヌドセンが長距離ロングスローを入れると、PA左寄りでMFトーマス・デラネイがトラップ。さらに後ろに控えていたDFマティアス・ヨルゲンセンが左足で狙うと、GKダニエル・スバシッチに当たったボールがゴールに吸い込まれた。

 ところが直後の前半4分、クロアチアもすぐさま追い付いた。右サイドを突破したFWアンテ・レビッチが相手守備陣のスペースを突いてDFシメ・ブルサリコにパス。低いクロスはデンマーク守備陣がクリアしようとするも、味方に当たってボールはゴール前へ。こぼれ球を待っていたFWマリオ・マンジュキッチが冷静に叩き込んだ。

 互いに早々と1点ずつを奪った両チームだったが、その後は固い展開が続いた。クロアチアはMFルカ・モドリッチ、MFイバン・ラキティッチが低く引いてボールをさばくのに対し、デンマークは前線のFWアンドレアス・コルネリウス、FWユフス・ポウルセンのボールを集める。だが、いずれも決定機をそれほどつくることはできず、前半を1-1で終えた。

 ハーフタイムが空けても互いにリスクを負わず、こう着した状態が続いた。後半30分すぎ、クロアチアはようやくモドリッチ、レビッチがミドルシュートを放つが、いずれもゴールを脅かせず。同39分には交代で入ったDFヨシプ・ピバリッチのクロスにFWイバン・ペリシッチが頭で合わせるも、大きく枠を外れた。

 後半44分、デンマークはクヌドセンのロングスロー攻勢に出る。だが、左右からPA内に鋭いボールが飛ぶも、クロアチア守備陣がしぶとく跳ね返す。同アディショナルタイム3分、左CKをMFクリスティアン・エリクセンが蹴り込むが、こぼれ球を狙ったMFマルティン・ブライスワイトのシュートは枠を外れ、2試合連続での延長戦に突入した。

 今大会から延長戦では4人目の交代カードが許されているレギュレーション。共に2つの交代枠を残しており、延長前半にクロアチアはFWアンドレイ・クラマリッチ、デンマークはMFミカエル・クローン・デリを入れた。だが、それでも試合は動かず。後半にはクロアチアがFWミラン・バデリ、デンマークはFWピオネ・シストを入れ、最後の攻勢に望みを懸けた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください