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[関東]今年は“早稲田イヤー”西野監督母校早大が前期を8差首位…外池監督「あやかりたい」

ゲキサカ / 2018年7月4日 21時22分

早稲田大が5連勝で首位を独走して前期を折り返す

[7.1 関東大学L1部第11節 東洋大1-2早稲田大 BMWス]

 1日に関東大学リーグ1部の最終節となる第11節が行われ、首位の早稲田大が東洋大に2-1で勝利。5連勝で勝ち点を28に伸ばし、2位の法政大に勝ち点差8をつけて前期を折り返すことになった。

 負ける気がしない。そんな自信が早稲田大の選手にみなぎっている。前半14分にDFラインから縦パスが入ると、MF金田拓海(3年=神戸U-18)がスルーパス。DF牧野潤(3年=JFAアカデミー福島)が左サイドから折り返すと、FW藤沢和也(3年=早稲田実高)が右足で流し込み、先制点を決める。

 追加点は後半34分、途中出場のFW岡田優希(4年=川崎F U-18)から入ったスルーパスに反応したMF相馬勇紀(4年=三菱養和SCユース)が右足で決めてリードが2点に広がる。後半アディショナルタイムにFW坂元達裕(4年=前橋育英高)の3試合連続ゴールによって1点を返されたが、同点弾までは許さなかった。

 主将岡田は「勝つことを普通と感じることになったことが成長」と手ごたえ十分の様子。この日も落ち着いたシュートストップを連発していたU-21日本代表GK小島亨介(4年=名古屋U18)も「今日はDFラインに2年生と3年生が多かった。伸びしろもある。アミノバイタル杯と総理大臣杯も獲りたい」と気合十分に話していた。

 昨年2部を優勝して1部に復帰した早大は、元JリーガーのOB、外池大亮新監督とともに船出。開幕2戦目で昨季王者の筑波大に3-2で競り勝つなど、順調に勝ち星を重ね、5月6日の駒澤大戦で初黒星を喫したが、前期はこのわずかこの1敗で折り返すことになった。

 そして「駒澤さんの負けが良かった。ベースに立ち返らないと厳しいよねと再確認できた」と外池監督も振り返る。続く東京国際大戦では後半アディショナルタイムの2発によってドローに持ち込むと、翌節の法政大戦からは連勝街道を突っ走った。

 早稲田がリードする。ラグビーでは清宮克幸元監督、競走部では渡辺康幸元監督。大学スポーツ界で早大が復活を遂げるときには、常に指揮官がクローズアップされてきた。自身も清宮氏に憧れて早稲田を志望したという外池監督。清宮氏には今回の監督就任前に助言を求めるなど、親交を深めているという。

「僕が注目を浴びることは大学サッカーにとって大事なこと。大学サッカーにはチャレンジが出来る環境がある。例えば僕みたいにC級ライセンスしかもっていない人が監督をやるみたいな。今ある一つの枠組みを取っ払う取り組みが出来るのも、今の大学サッカーの面白さ。サッカー界のピラミッドの枠に収まっていてはいけないなと思います」

 現在、W杯を戦う日本代表を率いる西野朗監督の母校ということでも注目されている。日本代表の進撃については、「あやかりたいですね、ハハハハ」と豪快に笑った外池監督だが、「西野さんの下の世代を作って行かないといけない。重鎮たちにおんぶにだっこにならないように、なり替わっていきたいなと思います」と気を引き締める。歴史に名を刻む。2018年は早大ア式蹴球部の年にする。
●第92回関東大学L特集

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