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高かったベスト8の壁…西野監督「何が足りないんでしょうね」

ゲキサカ / 2018年7月3日 7時22分

フラッシュインタビューに応えた西野朗監督

[7.2 ロシアW杯決勝トーナメント1回戦 日本2-3ベルギー ロストフ・ナ・ドヌ]

 熱狂のままに敗れ去った日韓大会から16年、PK戦で涙をのんだ南アフリカ大会から8年――。3度目の挑戦でも重い扉は開かなかった。6度目のW杯で日本代表を率いた西野朗監督は試合後、目を赤くしながらフラッシュインタビューに応えた。

 悪夢の試合終了後、しばらくピッチを一人で眺めていた西野監督。普段は一番にインタビューエリアに姿を現すが、この日はMF長谷部誠の次だった。「うーーーーーん、まあ、W杯の怖いところでしょうか。追い詰めましたけど……何が足りないんでしょうね」。言葉からは悔しさがあふれ出た。

 信じて送り出した先発11人はコロンビア戦、セネガル戦とまったく同じ。徐々に押し込まれつつあった前半をスコアレスでしのぎきると、後半はゴールラッシュを披露した。3分、MF柴崎岳のスルーパスからMF原口元気が決めると、決勝トーナメントで初ゴール。7分にはMF乾貴士の豪快な無回転ミドルで追加点。。

 だが、そこからは苦しい展開。相手が交代カードを次々に切ると、後半24分にDFヤン・フェルトンゲン、同29分にMFマルアン・フェライニのゴールが決まり、わずか5分間で同点に追いつかれた。西野監督はそこで柴崎、原口に代えて、FW本田圭佑、MF山口蛍を入れる勝負の作戦に打って出た。

 後半アディショナルタイム、セットプレーに出た本田のキックでチャンスをつくったが、ラストプレーのカウンターで失点。2-0からの逆転負けとなった。「ディフェンシブな作戦を取れたのかもしれないけど、3点目を取れるチャンスがありましたし、そういうやり方を取った。本気のベルギーがそこにあった」。指揮官は力負けを素直に認めた。

 足りないところを問われた西野監督は「全てだと思いますけど、わずかだと思います」と一言。「選手もそういう中で一試合ずつW杯のためにこういう勝負をするために、良い準備をしてくれた。やはりこの壁は厚いのかもしれないです」。高く、そして厚かったベスト8という壁。2022年のカタール大会まで、着実に乗り越え、着実に崩していくしかない。
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