史上最高齢『28.3歳』の4年後は…過去大会は12~15人が世代交代
ゲキサカ / 2018年7月3日 11時2分
日本代表にとってのロシアW杯は、3度目のベスト16という結果で終わった。すでにFW本田圭佑が次回大会不出場を表明するなど、史上最高の『平均年齢28.3歳』となったメンバーの世代交代は必至。4年後のカタール大会に向けて、過去の例を振り返ってみたい。
■1998年フランスW杯 グループリーグ3敗
日本が初めて参加した1998年フランス大会は平均年齢25.3歳の22人で臨んだ。30歳のDF井原正巳主将、29歳のMF山口素弘を始め、22歳だったエースFW城彰二ら14人が最初で最後のW杯日本代表となった。世代交代という影響だけでなく、年少世代の突き上げも大きかった。
■2002年日韓W杯 グループリーグ2勝1分 ベスト16
2回目の出場となった2002年日韓大会は、2大会連続出場となった34歳のFW中山雅史を最年長とする平均年齢25.3歳(全大会中最も若い)の23人で挑んだ。当時25歳のDF松田直樹とFW鈴木隆行ら12人が最後のW杯に。30歳以上の3人は全員が2年後のアジア杯にも出場しなかった。
■2006年ドイツW杯 グループリーグ1分2敗
ジーコ監督の下で出場した2006年のドイツ大会では、32歳のGK土肥洋一を最年長とする平均年齢27.3歳の23人が選ばれた。当時29歳のMF中田英寿、同27歳のFW高原直泰ら15人はこれが最後のW杯メンバー入りとなった。なお、フィールドプレーヤーは全員が20代だった。
■2010年南アフリカW杯 グループリーグ2勝1敗 ベスト16
二度目の岡田武史体制となった2010年の南アフリカ大会では、34歳のGK楢崎正剛、GK川口能活が最年長にあたる平均年齢27.8歳の23人が選出。当時29歳のDF田中マルクス闘莉王ら14人が4年後のメンバーに残らなかった。なお、ロシアW杯前はこの大会のメンバーが史上最年長の構成だった。
■2014年ブラジルW杯 グループリーグ1分2敗
アルベルト・ザッケローニ監督の下で迎えた2014年のブラジル大会はMF遠藤保仁が最年長。前回大会で30代だったフィールドプレーヤーは02年の中山、18年のMF長谷部誠を含めた3人だけ。平均年齢は26.8歳だった。この大会が最後のW杯となったのは当時26歳のDF内田篤人、同32歳のFW大久保嘉人ら12人だった。
■2018年ロシアW杯
大会2か月前に電撃就任した西野朗監督の下、ベスト16入りを果たしたロシア大会は史上最高齢となる平均年齢28.3歳というメンバー構成。4年後同時期の年齢は以下のようになっている。
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